No.1064 うっかりするなよ僕!
ああっ!やってもうたあっ!
午前中をかけて力いっぱい打ち込んだパソコン資料が、「保存しますか?」で、まさかの「いいえ」を押してしまい、パーになってしまいました。
あーれーっ!
まめに「上書き保存」をしなかったからです。過去にも同じ失敗をしたことがあり、先輩からも後輩からも「上書き保存」の大切さを嫌と言うほど聞かされていたのに…。
もう何年も前のお話ですが、図書館で読んだ讀賣新聞のコラム「編集手帳」に、君原健二・髙橋進の共著『マラソンの青春』のことが載っていました。その成功譚として、
成功する例が三つある。
「言うことをよく聞いたから成功した」
「言うことを聞かないこともあったが成功した」
「言うことを聞こうとしなかったから成功した」
という、思わず笑ってしまうような例が挙げられていました。君原選手は、三つ目の「聞こうとしない成功者」だったということです。
しからば、私は?
「♪15・16・17と~」きちんと歳を重ねてきたのでしたが、何度も同じことを言われ続けながらも失敗を繰り返す、懲りない面々、いや、懲りない性癖です。
「言うことを聞こうとしなかった成功者」と
「言うことを聞こうとしなかった失敗者」とは、
雲泥の差、提灯に釣りがね、月とすっぽん、いやいや、鯨と鰯、雪と墨…美女と野獣?
折しも、コスモスの花が咲いています。その花言葉の一つには、「謙虚」がありました。私は、全速力で「う(U)っかりす(S)るなよ僕(B)」メモリを買いに行きました。
※画像は、クリエイター・オカリナの虜 えんじろうさんの、USBメモリの1葉です。大容量のメモリでしょうか?お礼申し上げます。