パソコンのひと騒動
若干動作は重たいがまだ十分使うことができる、これまで使っていたノートパソコンを再セットアップしようと向かい合いました。ところが…。というのが今回の記事です。
回復不能
音楽ソフトというものが意外にもパソコンの容量を食うのですが、以前その領域を確保するためにリカバリー領域を削除した記憶があります。
回復に必要な領域を削除してしまったため、当然回復不能となっているわけです。やっちゃった。
色々調べました
こうなるともう「あー悔しい!」となるわけですよ。ここからは何としても回復させるための試行錯誤の旅のスタートです。
回復ドライブの作成
どうやらWindowsには、外付けのUSBメモリーに「回復ドライブ」というものを作り、そこから回復させるという手段があるようです。
早速やってみようとしたのですが、なぜかエラーになってしまって実行できません。多分これも回復領域を消してしまった影響なのでしょう。
自業自得とはまさにこのことですね。
それならば今動いている新しい方のパソコンからなら、作ることができるに違いない。この考えは大当たりでした。
回復用のUSBメモリーは完成し、早速目的のパソコンに入れて起動してみました。他メーカーのパソコンであってもWindowsというものは共通。こういう機能はとても便利で助かるなあと感動しているうちに、インストールは完了。
早速起動して、内容を確かめてみると「なんじゃこりゃ!」
本来入るはずのないコピー元のパソコンメーカーに付属するソフトがどっさり入っています。当然仕組みが違うから機能はしていないと思われます。
回復ドライブという手段は、あくまで対象のパソコンで正常な間に作っておくべきものなのだということを、思い知らされたひと時でした。
Windows10 インストーラー
さらに調べ続けていくと、まさかの本家Microsoft社が配布している「Windows10」そのもののインストーラーがあることを知りました。昔のパソコンは、購入すると4枚とかDVDが同梱されており、そこから回復が行えるようになっていたものです。最近のパソコンは何もそういったものがついてこないことは知っていましたが、まさか必要な時に自分でネットでOS自体を取ってくる時代だとは知りませんでした。
さすがに本家が自分のために作っているだけあって動作は安定、安全に簡単にWindowsインストール用のUSBメモリを作ることができました。
こうして無事インストールを終えたのが現在。今は最新の状態にするために、Windows アップデートを行っている最中です。
プロダクトキーの存在
これも時代の変化を感じた出来事ですが、ネットが貧弱な時代には電話で問い合わせまでしなければいけなかった、Windowsを使用するための条件となる「プロダクトキー」の存在。これが今やほとんど意識することがなくなったことにも驚いてます。
クリーンインストールが終わった時点で、勝手にプロダクトキーは認識されているようです。でもそれってどこかにプロダクトキーの痕跡が残ったままになっていたということだから、本当の意味でクリーンなインストールじゃないんじゃないのか?素朴な疑問はあれど、ここはあえて頭を振って考えないようにしておきます。
学んだこと
今回僕が特に学んだことはたったひとつ。もともと作られている回復領域には手を出してはいけませんよということ。どれだけ容量不足で悩んでいたとしても、回復領域を消すくらいなら記憶装置を買いましょう。
これにつきます。
皆さんのパソコンライフが快適でありますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?