金學義元法務次官の破廉恥犯罪:無罪
昨日、実に呆れる元法務大臣の醜悪かつ破廉恥な犯罪を写真メインの投稿をしましたが、説明がどうしても足りなかったので改めて解説したいと思います。今度もやや長くなるので容赦願います。長くなりすぎるようでしたらと2つに分けます。なぜこの汚い犯罪を詳しく紹介するのかというと、この事例に韓国のあらゆる悪の要素がほとんどすべて凝縮されていると思うからです。
事件の概要は以下のようなものです。
朴槿恵政権時に一刻の法務次官でありながら、建設業者(尹重天;当て字)から巨額の賄賂とセックス接待を繰り返し受けてきて逮捕された犯罪です。手法がかなり醜悪極まりません。この段階ですでに日本ではありえない権力型犯罪の形でしょう。悪人もこういう類の下品で稚拙な犯罪はないでしょう。
尹は建設業者で金学義は検事ですから、尹の「建設事業で摩擦が起きると検事の金学義がもみ消す」という一種の相生関係といえます。尹は実際、不実企業だったらしく、彼が建てた建物が不実なのは容易に想像できます。尹は金学義が法務次官になる前からの知り合いで、尹が金を「お兄さん」と呼んでいます。お兄さんと呼ぶわけ?と不思議がる方が多いと思いますが、韓国は「2人称が発達してない」社会です。相手をどう呼ぶか?想像できますか?2人称の問題は非常に重要な問題なので、別稿で示します。僕も韓国に行く度に私を呼ぶ呼称が変わります。最近は「社長さん」と呼ばれます。大学教員の名刺を渡すと「大学先生なんですか?社長さん!」といいます。苦笑いしかできません。
まず尹が目論見ます。建設業ですから室内の内部インテリア業者がいるじゃないですか。尹は自分の事業パートナの女性社長を自分の別荘に誘い込んで強姦しました。その一部始終を動画で撮影してました。「私から呼ばれるとかならず来るんだぞ。言うことを聞かないと家族や知り合いにバラすぞ!」と脅し女性をまず自分が何回も蹂躙します。女性を完全に屈服させてから、金学義に女性を回すのです。「どうぞ、お好きなように!」と。すると法の番人であるはずの金学義は喜んで女性を堪能していました。
尹が金が女性を犯す度に動画撮影をします。もし日本の悪徳検事がいたら後々証拠資料となる動画撮影を許すのでしょうか?そんなアホがいないでしょう?でも、韓国では違います。動画撮影を楽しんだように見えます。尹にとっては万が一のための保険として動画を取り続けていたのでしょう。尹は自分が撮影した動画を自分の乗用車のステレオ付近においていました。DVDを見つけた修理工がDVDを再生して警察に提供したわけです。
尹の別荘はソウルから来るまで2時間ほどかかる山間にあります。金学義は「遠いな」といったのかどうかはわかりませんが、尹が法務省の近くに、ただ部下たちから目撃されないところにワンルームマンションを購入します。そして、勤務時間中でも女性を犯せるように「配慮」していました。女性は今度からこのマンションにその都度向かうのです。いくら女性が懇願しても韓国の法務次官様は聞いてくれません。セックスが終わると何もなかったように事務室に戻る。こんな始末でした。写真の中の金學義はパンティ1丁での姿で女性を抱いて踊っている場面です。金學義元法務次官は踊りながら女性を犯していたともいわれています。Kクズですね。
事件化した後も、韓国の検察はこれを犯罪化しませんでした。上司だし先輩だからです。マスコミが騒ぎだすと渋々捜査し始めましたが、最終的には「DVDの男性が金学義とは特定できない」、つまり「画像が荒くて本人なのかわからない」というこれまた破廉恥極まらない検察の起訴文を、また韓国の「裁判官が認めた」といいます。彼らの目が悪いわけでは決してありません。「見るべきものが見えない」特殊な努力が韓国の検事と判事には欠かせません。しかも、検察は「まだ捜査中」と言いながら事件そのものを4年間以上も放置し続けていました。多分、「時効だ」といいたかったのではないかと思います。
結局女性の強姦は時効でもみ消され、一部「賄賂を少額取った」ことだけを有罪としました。こんなことが韓国では決して珍しくありません。僕は韓国が法治国家とは夢にも思ってません。このような驚天動地の巨悪事件もこんな形で終わることが多々あります。韓流ブームで韓国に幻想をいだいている若い日本人女性が幸福に暮らすことを僕は切に願っています。大きな問題に巻き込まれないように強く望みます。
犯罪にも質があります。韓国の犯罪はその質が実に悪すぎることが多い、
イギリスの詩人で有名作家のジョージ・オーウェルは「イギリス風殺人の衰退」を発表しています。短いエッセイの文なので興味あればどうぞ!
オーウェルが毎朝コーヒ片手に新聞を読んでいると、最近のイギリスの殺人犯罪が衰退した。以前の犯罪は読者の想像力を刺激するような殺人、つまり何でこのような犯罪者が生まれたのか、事件の裏に一体何があったんだと連想が連想を呼ぶ事件が多かった。なのに今はアメリカの殺人のようにただ殺し合う犯罪となったと嘆くような文です。
殺人犯罪にも文化の形が刻み込まれているのでしょう。韓国だからこそ金學義元法務次官のような犯罪は起きるわけで、日本ではありえないパターンなのでしょう。このような権力型犯罪は韓国固有の犯罪の形(=文化の形)と理解しないと韓国はいつまでも下品なクズ人間が権力を握る形に苦しむと僕は信じています。そこまで極言を?と思うかも知れませんが、ちょっと待ってください。韓国社会では「超法規的な特権の享受」が出世の証の記号だからです。今回の尹錫悦の弾劾裁判までの経緯を見てください。尹錫悦は「戒厳令布告文を勘違いして書いたのは国防大臣の錯覚だ」ともいうし、逮捕対象者の名簿を書いたのは自分だったか国防大臣かよくわからない」と実に見苦しい弁明をいっています。しかも、昨日、刑務所を訪ねた弁護士らには「自分は必ず出られる。〇〇を総理大臣にしてあげる。〇〇は大臣だな」と全く人間離れの虚言妄言をいっていたそうです。
社会学者のデュルケームは「すべて存在するものは、①一定の仕方で存在し、②固有の特異性を持つ」といっています。韓国だから、①金學義元法務次官のような事件が発生し、②韓国だからこれほどの犯罪が無罪という固有の特異性を持つわけです。
韓国だから「①尹錫悦のような人間が出てき、②とんでもない戒厳令の形で特異性をもち、現在の与党は無罪と主張するわけです」。また、判事による正当な拘束判断に過激な破壊行為を示す事態も、韓国固有の特異性なのです。
韓国社会が先進国にならないように願っているわけではありません。むしろ先進国になるためにも、文化の呪から解き放たれなければならないのでしょう。