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旅ログ:\物価高すぎ!/ 十年ぶりのアメリカの話

旅ログっていうが出張ログです!(今回は創作や生活の話からちょっと離れたお話になります)
10月中旬に北米(デトロイト近辺)に出張に行ってきました。

私が行った時のデトロイトは、夜は10度以下、最高気温も上がっても20度行くか行かないか…くらいの温度帯でした。
ただ、乾燥していたからか、ずっと曇っていたからか、実際の温度よりかなり寒く感じました。「半袖でもいいよ~」って言ってた現地の友人に「お前の言うこと今後一生信じないからな」という気持ちになりました。

カナダとアメリカの国境

私がアメリカに来たのは約10年ぶり。以前アメリカにいた時は、私は現地の大学に通う貧乏留学生で、オバマ政権下で、円高(一ドル90円とか)だった覚えがあります。

10年前と変わらず、アメリカって合理的なんだか非合理的なんだかわからない国だなぁと思いつつ、ご無沙汰すぎてびっくりしたことがいっぱいあったので、帰国して2か月も経ってますし今さら感も強いのですが、noteとして残しておこうと思います。

持ち物の話

羽田ーデトロイト間のフライトは12時間くらい。本当に全然眠れなかったです。「よく眠れるよ~」とネットで評判のよかったネックピローを持ち込んでみたりもしたのですが、やっぱり役に立ちませんでした。しかもビーズクッション式のもので場所取るんで、最初から最後まで邪魔でした…残念。

スケジュールの関係でアメリカに着いてからすぐに動かなければならず、その後もしばらく時差ぼけでかなり苦しんだため、キューピーコーワゴールド(30粒の小さなタイプ)をずっと飲んでました。これがなかったらかなりきつかったと思います…。

アメリカでは予期せぬトラブルもあり、予定より長く6泊7日郊外のホテルで暮らしました。
1週間近いホテル生活地味に役に立ったのが使い捨てのお箸とスプーン、フォークのセットでした。
全食外食するつもりだったのでお箸等は不必要かな、とは思っていましたが、なんだかんだでアメリカのレストランってだいたい量が多いので、夕食で食べきれずに余って持ち帰ったご飯を朝食として食べる時に使ってました。

服装については前述した通り友人が「半袖でいい」と言ったのを信じて薄い長そでを中心にコーディネートしてしまい、念のため持って行ったウルトラライトダウンがうっかり大活躍しました。
軽いし温かいし小さくなるので、秋や春などに海外に行く際は1枚持って行った方がいいかもしれません。

物価とかチップの話

デトロイトの中心街 郊外には工場が多くあります

円安なのでアメリカのすべてのものが高く感じるだろうなと覚悟していましたが、円安以上にそもそもの物価がすごく高くなっていて面食らいました。

実は日本から歯ブラシを持ってくるのを忘れてしまい、CVS(大手の薬局チェーン)に買いに行ったのですが、歯ブラシが1本が4ドル(600円)越えでした…!日本だったら歯ブラシ5本くらい買えちゃう!
他の日用品も、全体的に高くなっていた気がします。自販機の水だって1本300円もするし…。

それから、もっと驚いたのは食事の際のチップ代です。

私が留学してた時代のチップ代は10パーセントくらいを目安に渡していた記憶があり、今回の食事でも会計の際に10パーセントのチップを渡そうとしたら、現地の友人から「それじゃ少なすぎる」と注意を受けました。今は20パーセントから25パーセントくらいなのだそう(※あくまで友人談です)。
なんでも、コロナ禍で経済が冷え込んだ際に、特にコロナ禍のあおりで生活が苦しくなった飲食業の人たちを助けるためにチップ代が上がり、そのまま20パーセント超のチップが普通になってしまったのだそう。

あと、チップ繋がりで1つ失敗したのですが、ホテルの部屋を掃除してもらう際のチップを、確実に見えるよう枕の上に置いておいたら、チップを回収されませんでした。なんでも、チップはサイドテーブルに置かなければいけないとのこと。

「チップのお作法、未だに慣れないなぁ」と愚痴ったらアメリカ人同僚も「なくなればいいと思ってる」となんとも苦い顔で言ってました。やっぱり面倒なんじゃん!

友人の話

仕事の合間に近くに住んでいる友人が会いに来てくれました。彼女とは高校生のときからずっとメールのやり取りをしている仲で、実際に会うのは約10年ぶりくらい。(とはいえ、かなり高頻度にやり取りしているので久しぶり感はなかったです)

友人宅の裏には美しい景色が広がっていました

お呼ばれしたお家は本当にうっとりするくらい美しく、ゆったりした時間が流れていました。

友人はかなりアクティブで明るい人なのですが、コロナ禍で「オフィスに通うのが嫌になった。人と会うのがしんどいって気づいちゃって」とフルリモートの仕事に転職していました。
友人や同僚たちと話をしていても、いろんな話題の中でコロナ禍がいかにアメリカを変えたかを感じさせるような話題がいくつもあがりました。

思えば、アメリカではコロナでの死者数は110万人を超えるなど、未曽有の事態になっていました。こうして、生活様式や価値観が一変するのはごく自然なことだったのかもしれません。

食べたものの話

エジプト料理/名前は全部忘れました

友人に「何食べたい?」って言われたので「日本であんまり食べられないもの!」とリクエストした結果、連れて行ってもらったのがエジプト料理屋さんでした。エジプト料理はなんというか、全体的に食べたことがない味がしました…。
なかなか片田舎に住んでいるとエジプト料理を食べる機会がないので、行けて良かったです。

安定しておいしいのはやっぱりハンバーガー。アメリカのハンバーガーって本当においしい!!

あと、やっぱりタコベルもおいしかったです。値上がりしてましたがやっぱり安いのもいいですね(ただし店員さんの態度もそれなりですが…)

それから、写真は撮っていませんが、カナダのドーナツ屋さんチェーンのティム・ホートンズがとってもおいしかったです!!現地の人も大プッシュしていたので最終日に慌てて買いに走ったのですが、行ってよかった~~!

まとめ

ということで、久しぶりのアメリカとっても堪能いたしました!!
10年ぶりに訪れたアメリカは、私の記憶以上に変化していて、でもやはり変わっていない部分もあって、出会った人々、味わった料理、感じた温度、すべてが、2カ月経った今でも代えがたい価値を持って燦然と胸の中で輝いてます。

あと、ビジネスでアメリカに行ったのは初めてで、慣れない一週間は、予想外のことばかりでしたが、本当に勉強になりました。「半袖でいいよ~」とか言っていた友人に少し恨み節はありますが(笑)

アメリカの変化を肌で感じられる、そんな旅になりました。あと、次訪れる際には、もうちょっとビジネス英語をなんとかしたいです!!頑張るぞ勉強!!また行くぞ、アメリカ!!

おしまぁい



普段はワーママしながらたのしく物書きしてます💛

12月17日に原作をさせていただいているコミカライズ1巻が配信開始します♡

◇沖果南のプロフィールはこちら◇

南九州出身。TLロマンス小説&異世界ファンタジー小説 等書いています。お仕事、募集してます!



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