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経済学シミュレーション

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ミクロ経済学およびマクロ経済学に関するシミュレーションをまとめていきます。
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記事一覧

マクロ経済学分析で手取りの増加は実質GDPを2倍以上増加させることを示す

はじめに 2024年秋の衆議院選挙で国民民主党が公約に掲げた103万円から178万円への年収の壁(…

沖 めばる
2週間前
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たられば投資法(1)2024.1~2024.9相場

はじめに2024年の上半期がもう終わろうとしていますが、日経平均株価が史上最高値を付けたかと…

沖 めばる
5か月前
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個人投資家がインデックスファンドに勝利するための条件

はじめに新NISAが始まって5か月が経過しましたが、一時は日経平均株価が4万円台を超え史上最…

沖 めばる
9か月前
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新NISAの日本株式市場へのインパクトをシミュレーションしてみた

はじめに新NISAが2024年1月から始まり、年間投資枠360万円(つみたて投資枠120万円…

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イールドカーブ・コントロール(YCC)は実質金融資産税である

はじめに日銀が2016年9月に導入したイールドカーブ・コントロール(YCC)について、その目的や実…

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債券価格はどのように決まるのか?

はじめに最近の物価上昇、円安あるいは税制・社会保障制度について、政府や中央銀行の政策に注…

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ゲーム理論的に考察するウクライナ戦争の停戦条件

はじめに 2022/2/24に開始されたロシア連邦によるウクライナへの侵攻により、多大な市民の犠牲や原発などのインフラへの被害が発生しており、一刻も早い停戦と和平の実現が望まれます。3/2に国連特別総会による対ロシア非難決議案が採択され、日本を含むG7各国やEU諸国によるSWIFT排除や資金凍結などの経済制裁も発動しています。  しかし、2022/3/11現在、未だ停戦には至っておらず、ウクライナ軍の善戦も相まって、すでに16日間の戦闘が継続しています。  本記事では、ロシア