おじいちゃん達とアタイと改名
母方の祖父の軍属歴を厚生労働省から取り寄せた。
何とパプアニューギニアからの生還者だった。
父方はシベリア抑留からの生還者だった。
2人共奇跡的な帰還。
母方は軍属で罹患して広島港へ帰国出来た。
父方は航空兵で出立の直前で戦争は終わった。
アタイとは違って
地獄だろうが生きる為に生き抜いた人達だ。
でも、アタイのおじいちゃん達なのだ。
アタイだって生き抜く力を持てるかもしれない。
実は今、アタイは改名に動いている。
この事が昨年からいつかちゃんと書きたいと考えて居た内容だ。
アタイの戸籍名は知花ちひろでは無い。
アタイは知花ちひろに改名予定だ。
しかし、母方の祖父の奇跡を感動してしまったアタイは今、母上の旧姓でもある那雲ちひろにしようか悩んでいる。
皆生きた生命の重み、記憶の中の人として生き続ける。
よく人は1度目は肉体の死で2度目は記憶から忘れられた死だと喩えられる。
身内から全逃げする方がやはり良いのは分かっている。
でも、パプアニューギニアから繋がれた自分。
どう想うべきなのだろう。
取り敢えず、携帯のカバーに祖父の写真を入れて、祖父と母上の2人をLINEのアイコンにした。
金曜日には決めなければ。
生き抜いた祖先に感謝の意しか有りません。
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