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生きる事の奇跡を知る

生まれた時から重度心身障害児者施設が自宅近くで親が勤務して居た為、五体満足と言う事や聴こえたり喋れたり、考えを言語化出来る事は当たり前では無い事は理解して居たつもりだった。

しかし、生きている事が自身の中で当たり前となり、死を身近に覚え、消える事を意識し、自分は生かされている人間だと認める様に成ってから、生きると言う事に有難みをいつの間にか感じ無くなって居た。

変な所で境界線は引かれ、好きなアーティストには生きていて欲しい。でも、アタイは消えたい。好きな人が消えない内にアタイが消えたい、置いて行かないで欲しいと考える様にどんどんなった。

hideちゃんを喪った中3の春、あの時が余りにも強烈過ぎたのだ。
もう、誰も失いたくないとあの時から何度泣いたのだろう。
生命を交換して欲しいと何度神様に祈っただろう。
でも、祈りは届かない。死者は帰っては来ない。

星野源さんは戻って来た人。
横アリでキラキラと戻って来た彼を涙ながらに見て踊った日、奇跡を知った。

RYUICHIもまた戻って来た人。
アタイは画面越しだが、LUNASEAが5人で居てくれる奇跡を常に感謝している。

先日の極悪な頭痛の時にアタイもかなり冷や冷やした。
両祖父を脳疾患で亡くし、母上は脳梗塞を2回起こしているから、アタイがどれだけ血液検査で常に引っ掛からなくても遺伝的ハイリスクは変わらないからだ。

BUCK-TICKの櫻井敦司さんことあっちゃんを喪って、何故アタイがあの19日に生きてしまい、あっちゃんはこの世を去らねばならなかったのかを苦しく思わざるを得ない。

アタイが消えれば良かったのに。
どうして世界中から愛されているあっちゃんが亡くなる必要があったのだろう。
悔やまれてならない。

あっちゃんの訃報から音楽業界の様々なメッセージを見て泣いたり驚いて見たりした。
ASKAさん、どしちゃったのかアタイは驚いている。陰謀論怖過ぎだょ。どうしたらそこまで信じられるのか不思議。ま、どーでもいいけど。

ガザ地区では子どもの足の裏に名前を書く為に親は動いたりしているらしい。
遺体となった時の為、何処か離れ離れとなった時に名前を周知して貰う為に。

アタイは消えようとしたのに生き返されて3度目の人生を今生かされている。

隣の家のおばちゃんは今も救急治療室で頑張って居るが、このアパートには戻れない模様で、昨日、部屋が片付けられていた。
隣の部屋で飢餓が起こり、栄養失調と脱水による死が隣人に襲いかかったのにアタイは気付く事も何も出来なかった。
おばちゃん、回復してくれたら嬉しいです。

生きている場所、一つ一つの選択や個体の持つ運命で世界は変わる。
改めて生きる事は奇跡なのだと知る。

お読み下さり有難う御座います。
皆様の生命が尊いものでありますように。
お互い明日の朝を迎えられますように。
noteを通して知り合えた事を感謝です。
あなたの幸せを祈ります。

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