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先生のための「チーム学習」

つくば研修2日め。午前中。

ミドルリーダーの存在について学ぶ。

マネジメントシステムには、①トップダウン型 ②ミドル・アップダウン型 ③ボトムアップ型 が挙げられている。その中で今企業が最も注目しているのが、②のミドル・アップダウン型のシステムだそう。

学校を組織として、課題解決へと向かわせるには、このミドルアップダウン型(ミドルを中心として小集団のチームを組織すること)が成果を出しているとこのことだった。

学校を個業型組織(個人で成り立たせるもの)にせず、組織として成り立たせるためには、「チーム学習」というのものが有効であるというお話があった。

「チーム学習」これ、まさに私たちの学校で取り組んでいた「学年での教材研究」じゃん。子どもたちの力を最大限に引き出すには、教師の力量を最大限に高めないといけない。個々の差があっては、学校としてはうまくバランスがとれなくなってしまう。そこで、それぞれの先生同士が結集して、チームとして子どもたちを高めていこうとする体制だ。

北神先生(国士舘大学)は、この「チーム学習」で人材育成を図ることができるという。これから10年以内に学校現場では、教員の3分の1が入れ替わる。そんなピンチを乗り越えるためには、人材育成がカギだと北神先生は話す。

これを応用して考えるといろいろなアイディアが浮かんでくる。例えば、放課後、校内の職員で○○サークルを作って、いろいろと情報共有できる場を作るなど…子どもたちが行うクラブ活動的に勉強会が行えるようになればいいのに…それが勤務時間内に保障されるような仕組みに…

だとすると、ネックになるのは、やはり「時間の確保」である。時間の確保をするためには、仕事の効率化が一番だと考える。だとすると、私は、特に小学校などは、教材研究を分業するという方法が一番手っ取り早いと感じる。例えば、体育の得意な先生なら、その先生が金曜日に次週の体育の教材研究を済ませ、学年にこうすすめましょうと提案すればよいと思うのだ。1人が1教科を担当することで、かなりの仕事の効率化につながる。

それぞれが得意なことを学校の強みにするのだ。

そんなふうに学校が変わると、働き方も見直され、毎日定時で帰れるようになるのにな…妄想が膨らむ2日目午前中研修でした。

私のリフレクションおーわりっと。午後もがんばります。



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