鬱モードより帰還しました
今朝、コーヒーを淹れた。化粧もした。
2週間ぶりである。2024年が始まり、忙しい日々を送ってるうちに、私の心のレンズは、悪い方向にフォーカスを当てた。
鬱病ではなく「鬱モード」である。別のSNSで「うつ」と表現した所えらい心配されてしまったので鬱モードと名付けてみた。
「鬱モード」は鬱病ではない。発達障害の私の集中力の高さと視野の狭さが引き起こすシングルフォーカスのエラーである。
鬱病と似たような症状も一部存在するので病院でも診断に困る部分があるようだ。私の鬱モードにも鬱病のように意欲の減退、無気力、過眠、食欲の減退などがある。ただ、通常の鬱病と異なるのは、その症状にムラがある事だ。今日はまるで鬱病患者のようにしているが、翌日は元気いっぱいに活動していたりする。私の鬱モード単純にフォーカスのエラーなので、フォーカスが別のところに当たれば元気になったりもするのだ。
午前中は泣いてたのに午後は生き生きと仕事していたりする。
このフォーカスの切り替えを自分で意識的に行えない事が困った点である。鬱モードになってもそれがいつまで続くか分からない。半日とか1日でケロッと治る事もあるし、数ヶ月続く事もある。長期化すると希死念慮を伴う事もあり、そういう時は流石に「鬱モード」なんて呑気なものではなくなり、気分障害の診断がされて入院治療をすることもある。
今回の鬱モードは多忙と睡眠サイクルが狂った事により引き起こされたようである。
2週間程度、精神的にムラのある状態が続いた。無気力ながらも比較的元気な日とそうでない日が交互にやってくる。
鬱モードの間、私は割と普段通りに過ごしていた。調子が悪くても普段のルーチンを崩さないのが私の決まりなので、仕事も普通に出勤していたし、家事も普通にこなしていた。
ただ、普段通りに暮らしているようでも随所に違和感が出てくる。毎朝淹れてたコーヒーが淹れられない、ひどく全身を掻きむしるようになり、顔も掻くので腫れて化粧が出来ない。(私は精神的な余裕がなくなると感覚過敏が強くなり、わずかな刺激も痒みとなって出てしまう。)
2日前、午前中まで泣いていた。泣きながら仕事へ行き、仕事中にフォーカスが切り替わるのを感じた。昨日は仕事が休みの日。完全にフォーカスが元に戻っていた。それ以降情緒の乱れは無い。
今朝コーヒーを飲んで心底ホッとした。鬱モードの時は苦味が無理になる。私は鬱モードの間、普段は好んで食べないようなやたら余ったるいお菓子や飴ばかりを食べて過ごした。
2週間も鬱モードが続いたのは久しぶりの事で、その間にオーバードーズもしてしまったし、自分のユーチューブチャンネルを突然削除するという事もしてしまった。鬱モードになると想像力がいつも以上に無くなってしまう。これをするとその後どうなるか、まで考える事ができなくなる。ユーチューブチャンネルはユーチューブのサービス自体も一旦消したので、登録してたチャンネルがゼロになってしまった。
よかったと言えば、このnoteのアカウントを消さずに済んだ事であろうか。
周囲の人たちにも大分心配をかけてしまった。これからまた色々と仕切り直しである。
そんなこんなで、元気になりましたんで、これからもこちらで文章を綴っていこうと思う。よろしくお願いいたします。