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カナダでの我が家の犬・グラとの暮らし

我が家にはミニBearndoodleという犬種の犬がいます。バーニーズマウンテンドックというかなり大型のワンちゃんとミニサイズのプードルのミックス。名前はグラです。

見た感じは毛がクリクリっとしているので、どちらかというとプードル寄り、、、30%バーニーズマウンテンドック、70%プードルといったところでしょうか。Bearndoodleは犬によって毛色の組み合わせが本当に色々です。そんな中グラは黒と白がミックスしたワンちゃんです。

グラがやってくるまでの経緯、名前や性格の話を音声配信で話しました。

ドックパークは生活の一部

ここカナダで犬との暮らしにかかせないものと言えば、ドックパークです。私はカナダの東側トロントという場所に住んでいるのですが、トロントにはものすごい数のドックパークがあります。公園の一角に作られた大きめのドックパークをはじめ、遊歩道脇のスペースを柵でくくった小さなドックパークがあったり。中にはコンドミニアムが住人のために用意しているなんてところもあるみたいですよ。公共のエリアに作られているドックパークはもちろん無料です。

楽しみ方いろいろなドックパーク

そんなトロントのドックパークの中でも特別と言ってもいい場所が、ハイパークの中にあるドックパークではないでしょうか。ハイパークはトロントの西側にある大きな公園です。その中にあるドックパークのサイズもかなり大きい!ゆっくり散歩しながらドックパークを1周したら、20分以上はかかると思います。

そしていろんな遊び方ができる場所がそろっているのも特徴です。このドックパークには入り口が色々あるのですが、メインの入り口から入ってすぐの部分には大きな広場があります。広場なので犬同士が追っかけっこをしたりするにはぴったりな場所。地面も砂だったりするので、万が一、猛スピードで追いかけごっこをして転んでも大怪我を避けられます。

その広場を抜けて進むと木が生い茂った森の中に入っていくことが可能です。ここもドックパークの一部。森の一部なので、夏のシーズンは緑が生い茂るので森林浴をしながら、秋になるとメープルの紅葉を楽しみながら、散歩することができます。


夏のドックパークはこんな雰囲気、、、

そして冬の時期、雪が降ったりすると雪景色を楽しみながら犬と歩くことが可能です。犬にとってだけでなく、ドックオーナーも一緒に散歩を楽しむことができると言ってもいいと思います。

冬はまた全然違った雰囲気。木の上に積もった雪を眺めつつ犬も人間も散歩できちゃいます。


犬も思いっきり泳げるドックパーク

日本の夏と比べるとトロントは湿気はないので、過ごしやすいのですが、それでも夏になると気温が30度近くまで上がることがあります。そんな中、チェリビーチと呼ばれるエリアに犬専用のビーチが隣接しているドックパークがあります。専用のビーチはドックパーク内にあるので、首輪を外した犬たちがオンタリオ湖に飛び込む姿を目にすることができます。(ただ綺麗なの?と聞かれると綺麗とはいいがたいのですが、笑。泳ぎたいワンちゃんは予防接種は必須です。)

まさにここが犬専用のドックビーチ

夏の時期、このドックパークには、「お!君泳いできたね!」っていう感じで、まだ水がしたたっている犬たちがたくさんいます。泳ぐのが大好きなワンちゃんを連れたオーナーさんたちは水の中で遊ぶことができるおもちゃを持ってやってくることも。そのおもちゃを湖に投げてもらい、泳いで取りに行き、戻ってくるみたいな遊びを繰り返します。

我が家のグラも水は大好き、、、しかーし、彼は残念ながら泳げません。なので水辺で水遊び、、、たまーに他のわんちゃんと追いかけごっこをしていて、そのままそのわんちゃんが当たり前のように泳いで行ってしまうのを、「いいなーーー」って感じで見送っていることもあったり。いつか泳げるようになるといいね:)


まさに一緒に遊んでたワンちゃんが泳いでいっちゃったのを見送るグラ、、、


野生動物を意識して暮らす

トロントはカナダの中での大きな街ですが、思っている以上に自然が多い場所です。ただそんな風に自然が多い場所には、同時に野生動物も生息しています。犬と一緒に暮らしていると、意識した方がいい動物っていうのも出て来ます。私たちが住んでいるエリアで特に意識した方がいい野生動物を2つ紹介してみます。

コヨーテって見た目がくせもの

その1つがコヨーテです。ドックパークに行くと必ずと言っていいほど、コヨーテ注意の看板が出ています。コヨーテは犬を襲うことがあるためです。場所によっては首輪をつけて散歩している時でも気をつけた方が良かったりもします。特に小さめのワンちゃんだと本当にさらっていかれちゃうことも。公園だけでなく、郊外のお家に住んでいるような方は自宅のお庭に犬を出す時にも要注意です。

特にドックパークで怖いなって思うのが、コヨーテって見た目が犬みたいなんですよね。遠目だと犬と間違えちゃう感じ。たまに公園で犬を連れて散歩していたりすると、「今この先でコヨーテを見かけたから気をつけて!」って他の方から声をかけられることがあります。

この写真はまさにそんな風に声をかけられて、少し歩いたら本当にコヨーテに遭遇した時の写真。これ以上危ない感じだったので、この日はUターンして帰ってきました。

グラと色が似てる?スカンク

もう1つがスカンクです。スカンクって聞くと動物園にいる動物っていうイメージがしませんか?(少なくとも私はそう思っていました、笑)しっぽが白いのがスカンクの特徴かな、、、でも色が白と黒でグラと同じ色の組み合わせなんですよね、笑。

で、何が大変ってスカンクは危険を感じるとお尻から臭い液体をスプレーします。これが大変、、、信じられないくらい臭いです。(私はカナダに来てからこの匂いを知りましたが、それまでは知らなかった匂い。強烈に臭い匂いです ^ ^)この臭い液体、毒性もあるみたいなので、直接目に入ったりすると大変だって聞きます。

実際に犬がスカンクに遭遇すると、追いかけたりします。そして近づいたタイミングでこの液体をかけられることが起こるわけです。何度もいいます。ものすごい匂いがします。当然ですが、かけられたワンちゃんもすごく臭くなっちゃう。なので、ペットストアーではその為の専用のシャンプーのようなものが販売されているくらいです。(パッケージにはスカンクのイラストがデザインされてます)

我が家のお隣にはボクサーという犬種の犬が住んでいます。(なぜか我が家のグラとは犬猿の仲。全く仲良くなれないんですが、、、)ある夏の夜に窓を開けて寝ていた際、スカンクの臭い匂いで目が覚めました。どうやらお隣のワンちゃん、自由に庭に出られるのはいいんだけど、夜中にスカンクを見つけて、追いかけたらシューってされちゃったようで、、、ワンちゃんは困ってクンクン鳴いているし、目が覚めてしばらくしたら、夜中だけどオーナーさんの困った声が聞こえてきました。お家に入れて洗ってあげたいけど、家の中が大変なことになるのはわかっているので、、、(後でお隣さんに聞いたところ、これが初めてではなかったみたい。住宅地だけどスカンクがやって来てしまうので、夜中に犬が自由にお庭に出るのはかなりよろしくないかも、、、)

おやつにグラの大好物を作る

我が家のグラの好きなもの!といえば干し芋です。ドックストアーで犬用のおやつとして干し芋が売られていたりするのですが、毎日おやつとしてあげるには、なかなかのお値段:)で、干し芋を作ってみることにしました。実は私も干し芋大好きな人なので、出来上がった干し芋は私とグラでシェアして食べています。

干し芋の作り方

  1. まず炊飯器にさつまいもを皮ごと入れ、水を少し入れ、炊飯ボタンを押します。(我が家の炊飯器だとお芋2つくらい入るかな、、、炊飯器によって違ってくるかもしれないので、難しい場合には蒸すのもいいと思います。)

  2. 出来上がって、冷めたら皮をむいて、1cmくらいにスライス。シートを敷いたパンの上に並べて、100度のオーブンで1時間。

  3. 取り出して裏返してもう1時間。(温度はオーブンによって違うと思います。調整しながら試してみてください。)

  4. 全体的に一回り小さくなったら完成です。完璧に乾燥するっていうよりは、ソフトな柔らかさの干し芋っていう感じに仕上がります。


グラが我が家にやってきたばかりの頃の写真を動画にしてみました。


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