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「身の丈」を受け入れ、手放すこと

以前、昔付き合っていた人から電話あって、能力を評価してもらって東京で働くことになったと嬉しそうに報告された。
その子は自分と同じ仕事をしていて、もともと同い年の同期でもある。
その話は、まだ他の人には話してなかったそう。
正直、同期なので少し自慢かな?とか複雑な気持ちも少し感じたけれど、素直に一緒に喜んでくれると思って連絡くれたんだろう。
それは光栄なことだとも思っています。

私は最近身の丈というのをよく考える。
人にはそれぞれ「身の丈」や「器」というものがある。
それをぶち破って生きていくというのもかっこよくて憧れるが、どうもそれは自分向きじゃない様子だとこの年になって確信めいてきました。
人という字は、片方楽してるとか、片方はもたれかかってるだけとか皮肉めいた話がありますよね。
私も似たようなことを感じてて、高い場所に伸びる反対側には、それを支えて短く存在せざるを得ない人がいると思う。

人がなにがしかの無理をきかせるためには、身を削ってバランスを取る存在が必要だと思うんです。
「私は何も諦めたくない」と頑張っている人のそばには、いろんなことを諦めている人がいる。
私は諦めることを受け入れない人が嫌い。
何かを得るには何かを捨てないといけない。
それが私の身の丈、器なのかな。

でも最近気づいたことがもうひとつ。
実は私は頑固で、強情で、人の都合で自分のしたいことができなくなるのが耐えられない性分であること。
(気づくの今更かよ…とも感じますが。。笑)
自分の現状をぶち破って、新しい世界を見たいという欲求を捨てられない自分もいること。
ただ私はそれを、人と一緒に過ごしていると、おそらく抑え込んでしまう。
だから私は1人で生きることを「選択」しているのかなと思います。

自分はどうせ結婚なんかできない。自分には向いていない。
そうやって自分に言い訳をするのは、いったんやめておこうと思います。
だいぶ落ち込んでいた調子の波が、すこし上向いてきたのかもしれません。
なにをしたか…?
「仕事を定時であがる」「いかに上手に手を抜いて、早く帰るか」
を意識したことが大きかったかもしれません。
案外、そうした方がいい感じに力が抜けて、作業効率も上がったように思います。変に帰ってから落ち込むことも減ったし。
時期的にも、調子が悪くなってくる人も多いと思います。
有り体な対処方法ですが、おすすめです。ぜひ参考になれば幸いです。

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