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コンサートへ行く前に、曲の予習をするメリット・デメリット
私は毎月クラシック音楽のコンサートに足を運びますが、曲の予習はあえて控えめにしています。
「せっかく生の演奏を楽しむなら、事前にしっかり予習をするべきでは?」と思われるかもしれませんが、予習にはメリットとデメリットがあると感じています。
メリットとデメリットは、以前オケミンのXでご紹介しました。
【初めて聴く曲を、予習してからコンサートへ行く】
— オケミン@来日公演情報まとめ (@okemin_music) July 1, 2024
メリット
・理解の深化、集中力の向上
・解釈の違いを楽しめる
デメリット
・過度な期待や先入観
・聴き方の固定化
基本的な情報を予習しておくことで理解は深まる。
一方で、あまり聴き込まずに新鮮な感覚を維持することも良いアプローチ🤔
個人的には、曲に関する背景や作曲家の意図などの、文面的な情報は事前にインプットするのがおすすめです。
ただし、音源を聴き込むのはほどほどに留め、新鮮な感覚を大切にしたいと思っています。
実際、コンサート当日のパンフレットには十分な解説が載っていることが多いので、開演までにしっかり目を通せば十分です。
一方で、音源を聴きすぎると先入観が強まり、本番の演奏が自分のイメージと異なる場合にがっかりしてしまう可能性があります。
特に名曲ほど、そのリスクが高いと感じます。
ですが、私は「新しい解釈だな」と捉えて楽しむようにしています。もちろん、受け入れずに流して聴く選択もありです。
また、初めて生で聴く曲の場合は、事前にお気に入りの音源を見つけない程度に軽く予習するか、思い切って予習をしない方法もおすすめです。
実際、私は予習せずにコンサートで初めて聴き、感動した経験が何度もあります。
コンサート前の予習スタイルは人それぞれですが、私は必要最低限のインプットに留め、純粋に生演奏を楽しむことを心がけています。
せっかくの生演奏ですから、新鮮な気持ちで味わい、楽しむために、あまり頑張りすぎない予習がおすすめです。
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