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鬼に入られるな👹のあそび

2021.9.10  学童のような習い事


発想はそっちでもらいつつ、本質的な部分はしっかり能動的にアクション


今日は「世界の外遊び学じてん」という本から、一つの遊びをみんなでピックアップして、(僕含め)5人で遊んでみた。ざっくり説明すると、四角のフィールドの四隅に人ひとり入れる安全ゾーンがあって、安全ゾーンから隣の安全ゾーンに移動する。鬼1人は真ん中にいて、空いた安全ゾーンに出た人より早く入ることができたら交代で、入られた人が鬼になるという遊び。(なんて名前かは忘れちゃった!)
四角の囲いをつくる(フィールドの)ために僕の持っていたロープや木の枝が拾って使われた。安全ゾーンは囲うのでは無く、地面の模様をうまく使っていた。

・出たら戻るのは無しにしてみる。
・作ってみたら狭くて広げてみる。
斜めにもいけるようにしてみる。
微妙な時があったらじゃんけんで決めてみる。
アイコンタクトをとったり手を叩いて合図してみる などなど
色んな変化・工夫(アイデア→実行)をしていった。
20〜30分くらいは遊んだか。やってみてわかったこの遊びの面白いところは、鬼に気づかれないように友達と入れ替わるところ。それも声を出すと気づかれちゃうから、鬼に気づかれないようにで伝えたり、ボディランゲージを使ってみたり、を叩いてみたりしていろんな工夫で仲間とのコンタクトを試みる。鬼に気づかれないかどうかのドキドキもあるし、気づかれてしまぅた時の「(バレちゃったw)何も企んでないっすよw」「あやしい😒」みたいなやりとりも仲間との感動の分かち合いにつながった。鬼が見てる時は動かないという、だるまさんがころんだ的なおもしろ要素。

今回良かった点は、世界の知らない遊びを知れたということもそうだが、
その知らなかった遊びを起点としてひとりひとりが「こうした方がいいね」と思う方へ適宜ルールを変えて面白くしていけた点。やってみる過程の中でたくさんの感動の分かち合いが生まれた。
そして、みんなでやりながら能動的に作り上げていったからこその愛着がある。愛着を持って自分の引き出しにしまっておくことができる。つまり、「またやりたい」と思ったらいつでも引き出して説明してその場のメンバーで変えていきながら遊べる。今日の心震わす体験が極めて色濃く未来の遊びのきっかけにもなったということである。
ティーチングとコーチングの混ざり合ったような、でもそれを意図してやったわけでは無く自然とそうなっていった。心をアツくするには十分な時間となった。

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ぼくは学童やプレイパーク、ボランティア等で子ども達と関わっています。原体験がその人をつくると、『心アツくなる思い出が出来ちゃう』そんな関わりを大切にしてます。詳細はトップ記事をご覧ください 前置きが長くなってしまいました。頂いたサポートは活動の際の何かに使わせて頂きたいと思います