社内会議ラポール#1：呪術廻戦

シチュエーション：週次の社内会議
参加者：上司(呪術廻戦を知らない)、俺(1年目)、里香(3年目)、憂太(2年目)、真希(4年目)

上司：それでは今週の定例会を始めましょう

上司：じゃあ最初は今週のラポールを俺くんから

俺：・・・

俺：おかか

一同：・・・(ん？)

俺：しゃけ

一同：・・・え？

真希：・・・(あれ？これ呪術じゃね？)

上司：いやふざけてないで・・・

真希：・・・。

真希：上司さん、もしかしたら俺くん、呪術がこもらないようにおにぎりの具でしか話せないのかも・・・・

上司：どういうことだ？

真希：はい、言霊を扱う術式のため、安全を考慮して語彙を絞っているため、普段口に出す言葉は、おにぎりの具材名になっているんだと思います

上司：え、あ、うん・・・、なるほど・・・(何言ってんだこいつ)

俺：明太子

一同：・・・(これいつまでやるの？)

上司：いや、分かったから・・・

俺：・・・

俺：ハイ！というわけで、いったんここで切りましょう。もしかしたら、僕が本当に言霊の術式を使えるようになったと思って、びっくりした人もいるかなと思うんですが、実はこれドッキリです。

先週、呪術廻戦0を見て来て、面白かったので、今日のラポールで呪術　　廻戦の話をしようと思ったんですよね・

呪術回線知ってる人いる？

里香：知ってます

優太：僕も知ってます(この流れやばいかも・・・)

俺：呪術廻戦0は結構面白くて、乙骨優太っていう主人公が祈本里香っていう将来の結婚を約束した同級生がいるんだけど、交通事故で死んじゃって憂太への強い愛情から特級呪霊になって乙骨優太を守るんだよね。

バトル漫画なのに二人の愛がすごく尊く儚いラブストーリーを奏でていて面白かったんですよね。それがすごい、うちのグループにも似ているなと思って・・・ね(チラっと優太を見る)

優太：・・・

里香：・・・

里香：上司さん実は、私、優太くんと付き合ってるんです。

上司：え・・・？

俺：上司さん、実はそうなんです。

上司：どのタイミングで言うんだよ笑　でも、言ってくれてありがとう。ちなみにこれ、知らないの俺だけなのかな？

里香：いえ、まだ誰にも言ってないのですが、これからお伝えしようかなと思っています

優太：僕もそのつもりです。

上司：そうか。うちの会社、その・・・恋愛関係にある人と同じグループに入れることができないから、次回の組織編成で二人のどちらかを他に異動させることになるよ

一同：え・・・？(そうなの？)

上司：じゃあ、俺くんのラポールは終わりにして、数字の確認から行くぞ。

俺くん、全然数字伸びてないけど、先週何してたの・・・？

俺：ツナマヨ・・・