■ミナデイン社「強み」の話
「文明」
↓↓↓
時代によって、地域を替えながら栄え、塗り替えられ、進化してきた技術・科学・文化。
「文化」
↓↓↓
それぞれの地域に文明のDNAとして残り、受け継がれている芸術・宗教・風習・知識。
現代では、
文明は普遍性/共通性を持つ。
文化は差異を形成/強調する。
・・・
言葉に例えるとわかりやすいと思いますが、
日本語の中にも
関西弁、津軽弁など「訛り(=文化)」がありますが、
飛行機・新幹線(=文明)という技術の発達により、
人の行き来が生まれ、日本語の中に「標準語」が生まれます。
標準語は普遍性/共通性を持ちますが、
津軽弁は差異を形成/強調していますね。
つまり、
文化というのは、
変わらないと個性になり
変わっていくとみんなと同じになります。
■企業文化とは?
さて、
これを会社に置き換えてみましょう。
工業化社会で世界中を移動できる様になり、
情報化社会で世界中の情報が入る様になりました。
とても素敵なことです。
ただ
世界中旅をして色々なことを肌で感じ
スマホを見て色々なことを参考にすると、
みんな同じことを考える様になります。
コンビニがわかりやすいでしょうか?
コンビニ(=文明)という便利なお店が開発されました。
ちなみに
ペットボトルの水を買うときに、
「絶対にセブンイレブンじゃなきゃ買わない!」
という人はいるでしょうか?
ほとんどの人が
一番近いコンビニで買いますよね。
なぜならば
コンビニに置いてある商品は似ているから(共通性)。
でも、それぞれに個性はあるわけです。
ちなみに僕はミニストップが好きなのですが、
理由(=文化)は、
・ハロハロ
・手づくりおにぎり(=差異を強調)
があるからです。
その他にも、
「セブンは味が美味しい」
とか
「唐揚げくんチーズうめえ」
とか
「ファミチキ最高」
と感じる人がいるわけですね。
僕は
こういった「差異」がないのならば
会社を創業する意味がないのではないか?
と考えていました。
同じ様なお店をつくるのでは
お客様が来る理由がないわけだし
スタッフが入社する意味もない。
そう考えていたわけです。
■僕らにしかできないことは?
そういった考えから
「僕らにしかできないことは?」
「僕らができることは?」
こんな問いをひたすら考えた3年間でした。
現状の僕らの強み=できることは
シンプルに2つに絞られてきました。
「コンテンツ」と「コミュニティ」というキーワードです。
・・・
●コンテンツ
↓↓↓
企画力、業態力、商品力のこと。
食という分野で、キラリと光るコンテンツを提供する会社です。
●コミュニティ
↓↓↓
現場力、人間力、運営力のこと。
人間の力で、コミュニティデザインをすることができます。
・・・
ミナデイン社の皆様へ
コンテンツの力で
こちらからお願いしなくても
取材が沢山来るお店をつくりましょう。
コミュニティをつくる力で
トレンドではなくブランドになることを目指し
お客様から長く愛され続けるお店をつくりましょう。