■「理念」と「ビジョン」
理念とビジョンって何が違うのですか?
・・・
ミナデイン社ではこう答えます。
理念→目的、存在理由
ビジョン→目標、具体的に引き起こす変化
・・・
次の図を見てください。
その他の言葉も
こんな感じで定義をしています。
こちらの投稿でも触れましたが、
僕らは食のプロとして
あらゆる業界と関わり、より大きな価値を残す、
という思いで起業しています。
ですので
食に関わる事業しかやりません。
また
お客様、社員、業者さん、生産者さんなど、
僕らに関わるコミュニティを少しでも豊かにしていきたい、
という想いを「人間」という言葉に凝縮しました。
このような想いを言葉にしたのが、
「食と人間の価値でより良いまちづくりへ貢献する」
という理念です。
僕は旅行が好きで
旅行をする度に感じるのですが、
よっぽどの地方に行かない限り、どこの駅もロードサイドも信号機の色のチェーン店があり、まちが同じ顔になっていっているのを感じていました。
チェーン店の力により、いつでもどこでもなんでも食べれるようになったのは素晴らしいことです。
僕もよく利用します。
でも一方で
まちの個性を失う、という側面もあると思うので、
僕がやるべきこととしては、その地域にしかない飲食店をつくろうと想い、独立をしました。
成長はしたいけど膨張はせず、
一個一個そのまちに合った手づくりのお店を大切につくっていき、
規模は意外とないけどやたら有名な、スタジオジブリのような影響力のある会社にしたいと思っています。
■ビジョンとは具体的な変化
つまり僕らは
事業を通して「まちづくりへ貢献」します。
できなくなったら
存在価値が薄れていくわけです。
・・・
そして
「より良いまちづくりって具体的にどういうことですか?」
それに対する具体的な答えが、
「まちに個性を」というビジョンです。
■まちによって違う、個性の形
例えば、新橋ではどのように個性をつくるのか?
その答えは、「多種多様な業態の出店」です。
新橋では、
居酒屋、小料理屋、立ち飲み屋、食堂、喫茶店
様々な業態を、全て違う店名で出店しています。
僕らが新橋で出店すれば
面白くて人間臭い業態がどんどん増えて
新橋のマーケットに個性が出てくる。
そして、
遊びに来る人、働く人が増える。
そんな世界を目指しています。
千葉の佐倉では、
都心よりマーケットが大きくないので、
「一店舗の価値の最大化」がテーマになってきます。
人口2万人のまちで生き残っていくには、
都会でよく聞かれる「ターゲット」もクソもありません。
「子供から大人まで満足していただく」
という課題が生まれると
自ずと業態はファミリーレストランのようになっていきます。
だから、里山transitでは、
「このまちにしかないファミレス」
という課題に向き合うことにより
「まちに個性を」つくっているわけです。
ミナデイン社の皆様へ
会社を大きくすることに決めました。
やりたいこと大量
具体的な案件大量
ありがたいことに困っています。
みんなで成長して
全部こなしていきましょう!