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【第2回/全5回】世界中から集まるピッティ・フィラーティ。 初めて訪れた李さんの目に映ったものとは?

丸安毛糸では、イタリア・フィレンツェで年2回開催されている世界最大規模の糸の見本市「Pitti Filati(ピッティ・フィラーティ)」に2017年から出展しています。2023年1月に開催された春夏の展示会に続き、7月に開催された秋冬の展示会にも出展しました。今年2回目の出展のためイタリアに行ってきた、素材部の汪(ワン)さんと李(リー)さんに展示会の感想や、現地での出来事を岡崎社長がインタビューしました。

▶︎ 前回の記事はこちら


社長:
「Pitti Filati(ピッティ・フィラーティ)」の楽しみの一つは、なんといっても全出展社が勢ぞろいする展示コーナー。毎年、共通のテーマ(お題)に合わせて、自社の糸を使った展示作品を飾ります。この会場には、糸のトップメーカーが集まっているし、これを目当てに世界中からニットメーカーやデザイナーが集まるため、毎年見応えがあるんです。

前回は「アルファベット」がテーマでした。今年はどうだった?


汪:

今回は「チェス」がテーマです。

この展示は、事前にテーマが送られてきて、日本で準備したものを送ってテーマ展示に置いていただきます。

こちらが全出店者の作品が集まるテーマ展示
私たちモンテルーチェの展示作品です
インスピレーションを刺激する展示の数々

社長:
お客様はここを見て、印象に残った企業のブースに足を運んだりするんだよな!

汪:
私が準備を担当したのですが、前回に比べると、自分でも満足できる仕上がりになったと感じました。色がきれいで良かったです。

社長:
李さんは初めて会場へ行ってみてどうだった?

李:
「Pitti Filati(ピッティ・フィラーティ)」は学生の頃からずっと行きたかった場所。すごく嬉しかったです!

会場はカラフルだし、イタリアの人たちの服装もカラフルでしたね。今回は7月だったこともあって、会場に集まる人たちの夏らしいカジュアルな服装が印象にのこりました。

私たちのブースの制服は黒で統一していたんですが、現地の方から「それユニフォームなんですか?」って声をかけられて驚きました。日本では黒い洋服を着ていても目立ちませんが、カラフルな服装の多いイタリアでは珍しいみたいです。

ブースで待機中の松井、岡崎

汪:
展示品が主役ですので、その色を目立たせるために、私たちは裏方という意味を込めて黒のユニフォームにしているんですよね。

社長:
そうか!そういうフィードバックも面白いね。
ほかに印象に残ったことはある?

汪:
イタリアの大手糸メーカー「MILLEFILI(ミレフィリ)」が主催したパーティーへ行ったことです。2年に一度、展示会の後に開催されるパーティで、美味しい食事や飲み物がたくさんあって、舞台ではピアノ演奏といったショーが開かれます。展示会関係者が約2,000人集まるような大きなパーティーなんです。敷地内の噴水がとっても大きくておしゃれでした!

ミレフィリのパーティ
幻想的なパフォーマンス
背の高いパフォーマーたちに挟まれる松井

汪:
とても面白かったです!

社長:
へ〜!いいなぁ〜!!


(​​第3回につづく(全5回))


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