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【第5回/全6回】研修後に実践している野菜・緑・音・珈琲

自分のことを『幸せ』だと感じられる人は、業務パフォーマンスが高く、創造的で、組織全体にも良い影響をもらたすことが様々な調査でわかってきています。持続的な幸せの実現を目指す「ウェルビーイング」を、まずは研修で社内に取り入れることを2023年に実行しました。その様子を、第1期生として参加した企画部の八木由紀子さんと振り返りました。

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社長:
ウェルビーイング研修を受けてから、社内で新しく取り組んだことが幾つかあるんだよね。

八木:

はい。まずは、「オフィスでやさい」という福利厚生サービスを社内に導入しました。心身を整えるためには食事が大切。毎食を変えることは難しくても、まずは昼食や仕事時間の食事から変えていこうという取り組みです。

「オフィスでやさい」は、株式会社 KOMPEITOさんが運営する、フードデリバリーサービスです。

オフィスに設置した専用の冷蔵庫に、週2回、野菜・カットフルーツ・加工品が届く便利システムで、従業員は1つ100円で購入できます。


社長:
仕事時のランチって、忙しいとコンビニのお弁当や揚げ物、麺類などと栄養の偏ったものになりがちで、それだとウェルビーイングじゃないから、野菜や果物をプラスすることで、少しでも健康に近づけるために導入を決定しました。

その冷蔵庫の中には、どんなものが入っているのか教えてもらえますか?

八木:
ミニサラダをはじめ、大きめのがっつり食べれるサラダボール、きんぴらごぼうなどお惣菜、チキングリル、ヨーグルトのドリンク、こんにゃくゼリー、焼き芋、豆乳プリン、りんご、マスカットなど果物色々、桃ジュース、リンゴジュース、グレープフルーツジュースなど野菜もお肉も果物も飲料も色々と揃っていて、他にもパンがたっぷり入ったスープや、食事系だと中華丼や麻婆丼、パスタなんかもあります。

これらが全部100円!! ありがたい福利厚生です♪

社長:
もう「やさい」の領域超えてません?

八木:
はい。ハンバーグもあります。

社長:
メシだね(笑)

八木:
プロテインバーなどもあって、それはもうバラエティに富んでいて、私もまだ食べたことないものがたくさんあります。

社長:
八木さんは一番最初なにから食べた?

八木:
私、焼き芋が好きなんで、一番最初に焼き芋食べたんですけど、2本入っていてボリュームあるんですよ。なのに100円で、結構お腹いっぱいになるんです。

岡崎淳もオススメの焼き芋は、レンジでチンでも冷えたままでも美味しく食べられます♪
2本入っててボリュームあります♪


社長:

おいしいんだよな!私も食べたんだけど、おいしいんだよ。

食事の1~2品だけで大きく健康が改善できるわけじゃないけど、「野菜を食べる」って意識は高まるよね。まずは意識が大事だからさ。

「オフィスでやさい」がキッカケで、社内の変化とかは何かある?

八木:
3階の素材部フロアに「オフィスでやさい」の冷蔵庫があるのですが、意外と良かったなと思えたのは、「オフィスでやさい」があることで、5階の人が降りてくる機会が増えて、それに伴い会話も増えてるんですよね。
「何食べるの?」とか、そんな他愛のない会話ですが、そういう会話でも増えるのがとてもいいなと思っています。

社長:
そういうの大事だよねぇ。

次に補充して欲しいお惣菜やドリンクに印をつけてみんなでリクエスト!
何が人気かがこれでわかります♪
冷蔵庫の周りでちょっとした会話が生まれるのもウェルビーイング的なのかもしれませんね。

社長:
そしてそして、2つ目の新しい取り組みは「オフィスの緑化」です。
植物を目にすることで、視覚疲労・ストレス軽減・社内コミュニケーションが活性化すると言われています。

八木:
研修で先生方から「社内を緑化して」と命じられたわけではないのですが、研修を受けたメンバーたちで「どういうオフィスだと心地良いか?」と意見を交わして、オフィスを緑化させることが決まりました。

社長:
会社に緑があると気持ち良いよね!

八木:
観葉植物は目隠しにもなりますし、打ち合わせの時に植物が目に入ると心地いいですよね。

社長:
ラボと呼んでるスペースが、これまで無機質だったのが、観葉植物を置くことで外からの目隠しにもなり、打ち合わせのときにチョロチョロと眺めたりね。観葉植物は全てレンタルで、水などの管理もそこの会社の方がやってくれるから安心だよね。

1階の玄関では迫力あるガジュマルの木が皆さまの来社をお待ちしております
ラボは道路に面しているので仕切りにもなりいい感じです

社長:
あとは、「音で環境は変わる」と学んだので、スピーカーを買ってきて、鳥のさえずりや、川の流れる音といった自然の環境音を社内に流しています。
音楽だと好みが分かれるし、わいわいと話が聞こえてくるラジオも昭和の下町っぽい感じで嫌いではないけど、ウェルビーイングの実践とするならば、自然の音にしようと。

八木:
そうですね。
あと、本社1階にある「ウール倶楽部」のコーヒーを社員は自由に飲んでいいっていうのもウェルビーイングになりますね。

社長:
確かにそうだね。使ってる?

八木:
しっかり活用させていただいてます!

社長:
使ってるんだ、みんな。あ、ほんと。よかったよかった。

八木:
やっぱり一瞬気持ちが変えられるっていうか。

社長:
1階で飲んでんの?

八木:
いや、下で作ってもらったものを自分の机やミーティングルームでみんなで打ち合わせしながら飲んだりしています。

社長:
アメリカのIT企業みたい。 Googleみたいな(笑)

(​​最終回につづく(全6回))

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