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【第4回/全5回】 屋久島の水はキレイで多いのはなんで?ツアー2日目は「巨石と滝をレッツ!トレッキング」

屋久島は九州本土最南端の鹿児島県佐多岬から南南西約60kmの海上にあります。その豊かな自然は、1993年に日本初の“世界自然遺産”に登録されて一躍脚光を浴びました。私(丸安毛糸 岡崎社長)は、2022年の年末年始に初めて屋久島を訪れて以来、1年半の間で4回もリピートするほど魅力にハマっています。このゴールデンウィークにも、経営者仲間たちを率いて「屋久島ツアー」を決行。何度も屋久島に通う魅力についてご紹介します。

注)今回のシリーズだけは「ニット社長」改め「メリノ社長」です(笑)ツアーガイドの室井ちゃんが私をそう呼ぶからです。

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ーー前回は、屋久島ツアー1日目についてお聞きしました。2日目は、巨石と滝のあるコースをめぐったそうですが、屋久島は巨石も見どころなんですね。

社長:
そうなんです。屋久島でまず目にする大きい岩。とくに屋久島の頂上に大きな岩がある景色があるんです。

ガイドの室井ちゃんによると、「屋久島の約70%が花崗岩(かこうがん)。海底で発生したマグマが冷えてかたまり花崗岩になり、地殻変動でそれらが隆起したのが屋久島。雨水による侵食を繰り返し、花崗岩は形を変えてきましたが、山頂は雨水がすぐ流れていくので侵食が進みづらく、巨石を維持したまま残ったと考えられます。」と教えてもらいました。

社長:
屋久島は標高250mほどの場所でも高さを感じるんだけど、それは平らなところから急に斜面があって、大きな岩盤があるからなんです。

この高い山に南から湿った空気がやってきて冷やされると、雲になり雨が降る。こういった地形の特徴で、屋久島は日本一雨が多い場所であり、その条件が屋久島特有の「屋久杉」や「苔」が育つ最高の環境になっているんです。

苔があることで水が保たれて、屋久杉が根を張って生きていける。苔を利用して屋久杉は森をつくるんですね。屋久島ってすごい!

巨大な一枚岩に落ちる滝「千尋の滝」。
屋久島最大を誇る迫力満点の滝「大川の滝」

社長:
屋久島は滝の景色も素晴らしくて、その秘密を室井ちゃんから「屋久島の川の数は約140本ですが、その全てが急な流れ=無数の滝を作り出します。特に雨上がりの増水した滝の景色は圧巻です!」と聞いてます♪

ーー大迫力の景色ですね!水が豊富ということは、水も美味しいんですか?

社長:
水が綺麗で、湧き水が飲めるんですよ!
屋久島は土が少なく多少の雨でも濁りにくい。日本一の雨量ながらも川が急で長さは短い。なので、花崗岩の栄養が入り込む間もなく流れていき、超軟水の柔らかい水になるんだそうです。

湧き水を飲む岡崎社長。
屋久島近海は魚種の多さが日本トップクラス。
堤防釣り、船釣りなども楽しめます。

社長:
この日、トレッキングから戻ると、夕方から台風並みの土砂降り。翌朝までものすごい降ってたんだけど、夜は早く寝て、眠っている間に雨は上がって、3日目に出発する時には、なんと快晴!

太忠岳の朝、奇跡的に晴れた出発前のホテルから。

ーーうわぁ、快晴なんて凄い!屋久島へ来る前は、3日間とも大雨の予報だったんですよね。

社長:
私たちが外出する時は、全然雨降らなかったんだよ!そして、いよいよ屋久島滞在最終日。私が行きたかった場所へ向かいます。どこへ行ったのか、第5回の投稿に続きます。

(​​第4回につづく(全5回))










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