『たかぎなおこ』作品まとめ~ひとりたび1年生・中編~
前回までのあらすじ
たかぎなおこさんの作品を旅行の参考にしまくっているよしきち。
しかし困るのが旅先で予定を変更する際、確認したい時。
「作中で行ってたお店って、なんて名前だっけ?」
「時間があるから出てきたスポットに行きたいけど何処だっけ?」
みたいになった時用にまとめてみることにしました。中編。
親しみを込めてなおこ呼びで参ります。
日本最長!深夜バスでGO 博多編
今回は本州を飛び出して九州へひとりたび……
なのですが。
交通手段がなんとキングオブ深夜バス「はかた号」。
新宿-博多間を14時間半ほどで走行するという、日本最長距離を走るこちら。お値段も結構するぞ。
そんなバスに乗るにあたり、寝不足状態を作り出して乗り込んだなおこ。
21時に乗り込みしばらくはビデオ上映があったりでいい感じに眠くなってきたのも束の間。
トラックの事故で足止めを食らうこと1時間半。
しばらく進むと車窓に燃えたトラックが見えてどよめきが。
サービスエリアで洗面タイムをとったら、いよいよ消灯。
通路には仕切りカーテンがひかれ個室っぽく。
しかし寝ようとしても寝付けないなおこ。
ひとりたび1年生 P68より
寝ポーズを研究してみるもどれもしっくりとこず(わかる)
なんとか寝るんだ!と自分に言い聞かせてちょっとだけ寝れたのでした(とてもよくわかる)
その後朝になり衝撃的なニュースが。
昨日のトラック事故で走行が遅れているうえ、雪の影響でなんやかんやトラブルが多発し高速を降りて一般道を走ることに。大幅な遅れが生じる予感。
バスの中でサービスされたちょっとした朝食を食べ、バスは予想通りのろのろ運転。
お昼を過ぎたところでなんと乾パンが支給され、皆素直に食べる一幕も。
結局4時間遅れで16時に博多到着。チェックインしたらもう日が暮れそうなので急いでラーメン屋へ。
元祖長浜屋にて「カタ麺」を注文して出てきたのがこちら。
提供がめちゃ早いらしい。
ひとりたび1年生 P72より
お店の中は独特の注文用語が飛び交い、せわしない雰囲気に釣られてあっと言う間に食べたのでした。
その後福岡の街をぶらぶら歩いて何故か植木鉢を購入。
そのあと一度ホテルに戻り寝転がったら……思いっきり寝てしまい23時。
高速バスで寝られなかったからでしょうね。
晩御飯を食べに屋台村へ。
下調べもしてきたものの、1人で屋台に入るのは中々に勇気が必要でうろうろ。
ひとりたび1年生 P74より
なんとか空いてる屋台を見つけて注文。
ビールに明太玉子焼き、ホルモン焼きとおでんの大根。
屋台ご飯美味しそう。
屋台の人にひとりたびで屋台なんて度胸あるね!と褒められちょっと嬉しかったり、バスで来たことに驚かれたり。
九州国立博物館に行くならじっくり見ないともったいない!とアドバイスを貰ったりして屋台チャレンジは終了。
翌日は朝から太宰府へ。
梅が枝餅の店の多さにびっくりしつつ、食べてみるとこうばしくておいしかったなおこ。
そう、梅が枝餅はとても美味しい(勿論真似して食べたことがある)
太宰府をお参りしたあとはすぐ近くの九州国立博物館へ。
広い館内は日本やアジアの文化遺産がたくさん展示されていて見ごたえ充分。短時間じゃもったいないと言われていた通り。
余談ですがこちらに「なおこも行ってたよね~」と行こうとしたことがありますが、展示替え中でお休みだったことがあります。あれは無念だった。
その後、博多に戻りキャナルシティ博多のラーメンスタジアムへ。
ひとりたび1年生 P79より
博多ラーメン一幸舎と久留米ラーメン大砲の2軒をはしごし、明太子を買って旅を終えたのでした。
※現在この2店舗はキャナルシティに出店してないようです。
南国でめざせダイバー!! 沖縄編
この回ではダイビングのCカード取得を目指し、沖縄へ。
マリンスポーツの経験ほぼ無し&体力に自信なしで不安な旅立ちです。
(しかしなおこはこの後フルマラソンを走れるようになるのですが、それはまた別のお話)
那覇空港からバスで90分ほど。恩納村にあるピンクマーリンクラブで3泊4日のダイビング講習です。
学習用ビデオを渡されて、宿泊付きのコースでミニキッチン付きのコンドニミアムタイプのお部屋に宿泊。
晩御飯は『南栄』というお店でたかせ貝のみそ炒め定食とオリオンビール。沖縄って感じのご飯を楽しんだ後は……
ビデオで勉強しなきゃと思いつつ撃沈したのでした。
翌日から講習スタート。
インストラクターNさんにまずは注意点などの説明を受け、器材のセッティング法を習ったら、ビーチ浅瀬での実習です。
かなり装備も多く、フィンに慣れないのでバランスを取るのが難しい。
更に空気タンクを背負うとめちゃ重!ウエイトと合わせると20kgの重さに。
海までなんとか辿り着いたものの、今度は水の中で息を吸うのもこれまた大変。人間って水の中に居るようには出来てないのね……。
そして午後からボートに乗って沖での実習へ。
同じ講習を受ける仲間も出来、情報交換をして少し元気に。
ダイビングポイントに到着したら後ろ向きで海へ飛び込みます。中々に怖そうなこの方法。
ひとりたび1年生 P88より
ロープにつかまりながら深く潜る練習をしているうちに、段々周りを見る余裕も出てきました。
息を吸ったら浮く、吐いたら沈むのを体感したり、魚を見たり。
この日の実習を終えたあとは学科講習。
疲れた後のこれはかなり眠そう。なんと朝8時から夜7時までびっしり授業でした。
疲れのあまりちょっと仮眠を取った後、Nさんおススメのヤマト食堂で晩御飯。ゴーヤチャンプルー定食。
ひとりたび1年生 P90より
こちらのご飯、とても美味しそうなんですが、調べたところもう閉店されているとか。残念……。
2日目は朝から沖に出て講習スタート。マンツーマンでの授業です。
水にもだいぶ慣れてきて、お絵かき玩具の「せんせい」に助けられつつ色々な講習をこなします。
段々コツをつかんできたなおこ。海の奥深くへ潜っていくのは空を飛んでるような気分だとか。
そして今回取得するCカードで潜ることが出来る最大の深度18mへ。この深さだと水面がかなり遠くにキラキラ見えるそう。
一旦陸に戻って休憩の後、お昼からは隣に女子団体がきて賑やかに。
そう、ダイビングは講習を受けなくても体験できちゃうのです。
けれどその様子を見てなおこが思ったように、
初めてでいきなり深い海に潜るのは向き不向きがかなり出ると思うので(私も過去にやったことがありますが、いきなり潜るのめちゃ怖い)馴染めない人は辛いかと。
ちゃんと講習を受けて少しずつ練習して、それから深いところへ潜れるダイビング講習はかなり良いやり方だな~と思えました。
その後、残りの講習も終えたなおこ。
海の中を楽しみましょうタイムで魚の群れにうっとりしたり、へんてこな生き物を見たり。神秘的で別世界な場所で魚になった気分で泳ぎまして……。
さあ最後の難関学科試験が!
ひとりたび1年生 P96より
なおこがCカードを取れたかどうかは本で確認して頂ければ。
何はともあれその日の晩御飯は打ち上げを兼ねて元祖海ぶどうというお店で海ぶどう丼で乾杯したのでした。
あくる日。
那覇まで戻り首里城に行ってみるも結構な混みっぷりだったのでささっと見て。
金城町の石畳を歩き、見晴らしの良いカフェでタコライスとオリオンビールのランチタイム。
国際通りでお土産を買ったりしたあと、第一牧志公設市場の食堂でグルクンから揚げにラフティ、沖縄そばを食べて沖縄を後にしたのでした。
舞子気分ではんなりと 京都編
ぶらり ふるさと紀行 三重編
に続く。
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