「製本直送.com」で歌集を作ってオンライン販売してみた
ご無沙汰しております。
大好きな和歌についてSNSで発信しているおかゆです。
この約半年間、第2子妊娠のためインスタ・noteともに活動を休止していました。
第1子のとき同様、つわりが辛すぎてメンタルがボロボロで、、
正直、SNSを見る心の余裕はありませんでした。
しかし妊娠も終わりに近付いたとき、この苦しみを何かの形に残したい!と感じるように。
もともと子供は2人と決めていたので、何事もなければこれが最後の妊娠になる。
そう思うと、妊娠生活の中でも最も辛かった「つわり」をテーマに、歌集を作ってみたくなったのです。
つわり中の日記を見返しながら百首詠む
歌集って何首ぐらいあればいいんだろう?
100首ぐらいあれば様になるかな?
…と、特に深い理由もなく歌数を決定。
第2子のつわりも地獄でしたが、初産婦のときに人生で初めて経験したつわりの辛さは本当に衝撃的で忘れられず…。
第1子のつわりについても、今回の歌集へしっかり入れ込むことにしました。
死に物狂いで書いた当時の日記を読み返していると、記憶がどんどん蘇り、、
あっという間に60首に到達。
(字の汚さからも、かなり精神的に追い詰められていたことが見て取れます…。泣)
残り40首は、二度目のつわりで苦しかったことや、つわりを終えて感じた思いを、まだ新鮮なうちに短歌に乗せて、、
次から次へと心の声が溢れてくるので、100首詠むこと自体にそれほど時間はかかりませんでした。
WEBサービス「製本直送.com」で製本
短歌を詠み終えた後は、いよいよ製本です。
書籍の製本について何も知識が無い私は、とりあえず1冊から作れる製本会社を探してみました。
グーグルやSNSで検索していると、「製本直送.com」という素晴らしいサービスを発見。
なんとIllustratorやPhotoshopのような本格的な編集ソフトがなくても、Wordで入稿データを作れるというのです。
しかも表紙のデザインは、サイト内に用意されているデザインツールで素人でも簡単に作成可能。
さらに専用のブックカバーまで付けられるとのことで、まさに至れり尽くせりです…!
お腹も大きくなり長時間作業できない私でも、1週間ほどで全ての入稿データを作成できました。
早速ワクワクしながら1冊注文してみると、9日後に無事到着。
まるで書店で買ったような、本格的な製本にうっとり、、
送料含めて1,000円台でこのクオリティは、満足そのものでした…!
ちなみに私は「普通便」を指定しましたが、「特急便」なら最短翌営業日に発送してくれるそうです。
「製本直送.com」で手軽にオンライン販売も
「製本直送.com」には、作った本をそのままワンクリックでオンライン販売できる「どこでも出版」という機能もあります。
在庫を持たずに、注文受付から製本・発送までをすべて「製本直送.com」におまかせできるという、なんとも画期的なシステム。
※注文者の発送先住所は、著者には公開されません。
ちょっと面白そうなので、私も試しにやってみることに。
本の販売価格は、「製本直送.com」に支払われる製本費用+手数料を下回らなければ自由に設定でき、上乗せ分が著者の利益となります。
今回は赤字にならないギリギリの金額に設定。笑
入力欄に数ヶ所ほど記入するだけで、すぐに専用の販売ページが完成しました!
⇒できた販売ページがこちら
「Jimdo」で簡易の書籍紹介ページも作成
上記のリンク先を見ていただくと分かると思いますが、「製本直送.com」で作れる販売ページは情報量が少なく、少し殺風景です。
公式のご利用ガイドをよく見ると、どうやら注文ボタンの埋め込みコードが用意されており、自分のホームページに貼り付けることもできるよう。
だんだん楽しくなってきた私は、簡易の書籍紹介ページもサクっと作ってみることに。
今回は無料でホームページが作れる「Jimdo」というアプリを利用しました。
デザインレイアウトも豊富で、スマホで簡単に作れるのが特徴です。
広告もフッターにしか表示されず、あまり目立たないのでおすすめですよ!
⇒作った書籍紹介ページがこちら
夏休みの自由研究のような気分で
今回の歌集制作、完全に趣味ではありますがとてもいい経験になりました。
目次のレイアウトはどんな感じにする?
章扉はどんなデザインにしよう?
ページ番号は?
奥付って何?などなど…
家にある書籍をかき集め、隅々まで観察していると、それだけでいい勉強に。
ちょうど窓辺で蝉の声を聞きながら作業をしたので、まるで夏休みの自由研究をしているような気分でした。
「歌集を作ってみたい」
「書籍を販売してみたい」
と思っている方へ、この記事が少しでも参考になれば幸いです…!