休みを有意義に過ごそう！！！【街コン編】
友人とランチに行った。
新年開けたばっかりだしさ、ちょっと贅沢なものでも食べようぜと百貨店に向かった。
百貨店の最上階には魅力的なお高いお店がずらりと並んでいた。
私が昨晩ぶっ通しでグランメゾン東京を視聴していた影響で、フレンチが食べたいです！と提案し、見事採用された。
最上階でのんびり広々としたソファ席でコースを堪能し、いい新年の幕開けである。
フランス料理、量が少なすぎて瞬く間にコース料理が終了してしまった。おそらくゆっくり食べるものなんだろうが、( ﾟДﾟ)ｳﾏｰパクパクしていたら終わってしまった。
思っていたより早めにランチが終了してしまい、この後どうしようか…となっていた矢先に友人から
暇だしさ、今から街コン行かん？
と全く想定していなかった誘いを受けた。
ナイナイのお見合い大作戦
「すぐ近くでもうすぐ開催される街コンがある、まだ申し込めるし行ってみよう」と。
当日でしかも1時間後に開催されるやつに参加出来るんだ！？！？ヨッシャ折角だし行くか！と人生初の街コン参戦が決まった。
《参加する街コンの概要》
【参加料金】
男性 5000円 女性500円
料金格差やべえ！！！
【年齢】
20代後半〜30代前半
たしか上限が男性36歳までとかだったかな
【人数】
男性10人、女性10人ぐらい
【コンセプト】
スイーツを食べながら個室で1:1で話せる
《いざ街コン会場へ》
会場につくとスタッフに番号札を渡され席に案内された。
ここで友人と別れ、指定された席に座る。
パーテーションで仕切られており、参加者の顔が見えないようになっていた。
実は戦を左右する大きなキーアイテム
なんだか気分はハンター試験♫
一応スイーツを用意してくれているという話だったが、おばあちゃんの家で出てきそうなスーパーで買った安い小分けされたお菓子が心ばかりに置かれていた。
《街コン 開始ッッ！！！》
開始時刻となった。
チャラチャッチャ〜♫と軽快な音楽が流れだし、「パーティースタートです！！！」と開始のコングが鳴らされると、前のシャッターが自動で開くシステムで思わず笑ってしまった。
なんか草
話す時間は3分。
前に座ってる男性とプロフィールカードを交換し、プロフィールを元に会話をする。
相手のプロフカードにざっと目を通し、職業や趣味の欄から深堀し、質問、会話、質問、会話を繰り返す。
3分が終わればまた次の男性が前に座り上記を繰り返す。
めっちゃ疲れる…..！！！
街コンは魑魅魍魎としているのかと思ったが、爽やかで話しやすい人も数人いた。爽やか2割 オタク8割みたいな感じだった。
趣味の欄に「アニメ」と書いていたので
「アニメ好きなんですね、オススメありますか？」と聞いたら「名探偵コナンです」と返事された。
いや、コナンはおもろいよ！？でもこういう場でアニメ趣味に書いてたら今流行りのアニメとか、有名じゃないけれど実は面白いアニメ等を返答するのがセオリーなのでは？
みたいな事が多々発生した。
中には本当に会話が成り立たない方もいて、驚いてしまうこともあった。
《中間発表》
全員と話し終えた後、中間発表がある。
印象が良かった相手を数人書き提出すると、
自分をいいなと思ってる人がどれだけいるのか、
指名した人とカップルになる確率や、ライバルが何人いるのかを教えてくれるらしい。街コンすげえ…
が、ここで問題が発生。
番号と顔と印象が一致せず、何一つ覚えていないのである…！！！
3分の自己紹介を休憩なくローテーションで効率よく繰り返すため、相手のステータスや誰と何の話をしたのか、誰が良かったのかわからなくなるのである。
そこで大事になってくるのが最初に配られたメモ用紙である。
相手のステータスや、印象を思い出すため、自分のメモ用紙を確認する。
ラーメン･･･？焼き鳥･･･？
自分のメモ能力の無さを恨んだ。
街コン終了後に一緒に参加した友人のメモを見せてもらったが、相手の年齢、身長、年収をしっかり書いていた。勉強になった。
とりあえず記憶を頼りに、良かったと思う男性を何個か番号を書いて運営に提出。
全員が提出し終わってから、数分後に運営から中間報告書を貰った。
《最終マッチングタイム》
最後に何を基準にしているのか全く分からないが、AIが診断した相性が良いであろう男性が選ばれ、また3分話すという最終ステージがあった。
焼き鳥の男性、ラーメンの男性が選ばれたようで、また焼き鳥とラーメンの話をして終わった。
最後のお話タイムが終わり、いよいよ宴もたけなわ。
気になる相手を記入し運営に提出、もしもマッチをしたら運営がお互いに教えてくれるので会場の外で男性がマッチした女性を待つというシステムであった。
残念ながらいいなあと思った人がいなかったので私は誰も指名しなかった。
会場を出るとマッチした男女が数名おり、この後ご飯でもどうですかと盛り上がっていた。
我々はこれから誕生するであろうカップルを横目に会場を後にし、やっすい居酒屋で酒を交わした。