生き方を改めるシリーズvol.14 「天地自然の法則は厳しいものである」って本当?
「座右の銘」や憧れの人やロールモデルの全くない私。
まぁ、それはそれでいいかな〜とおも思っているが、先日、先輩から「会社が永続する31の言葉」という本を頂いた。
これはきっと生き方を改めなさいということだなと思い、1つずつ噛み締めてみることにした。
「天地自然の法則は厳しいものである」
本の中にはこんな言葉があります。
「なすべきことをなし、なしてはならないことをなさない」
当たり前の言葉のように見えて、噛み砕けない。
道徳的な人が嫌がるようなこと、自然を壊すようなことはやめましょう。
だけに止まらない。
天地自然とは、日本人でいうところの「お天道様は見ているよ」に近い。
海外だとイエスキリストやアラーの神のようになるのかもしれないが。
ここでは「徳」を積みなさいという言葉で書いている。
「徳」と聞いて、す〜っと遠く感じましたね。
お坊さんが修行したり訓練して、その先に得るもののように感じますよね。
「徳」について私が語れることはありませんが、2つあるように思います。
1つ目は、良心に従え。
やっちゃいけないと思っていながらやったことは、本当に気分が悪い。
独り占めする、嘘をつく、だます。
そんなことしてませんよ!って言いながら、誰かを守ため、場を乱さないためと理由をつけてやってませんか。折り合いが難しい場面もあるでしょう。
また、相手のことを思うことも良心かもしれません。相手が一人の場合は、やれることも多いです。「ありがとう」を伝えたり、道を譲ったり。
逆を言えば、一人ひとりと接することが肝心なのかもしれません。
大勢になった時、世間のように相手が見えない時もあります。こういう部分を教えてくれる人は少ないですね。教えてくれる時ってのは、だいたい自分がヘマをした時。反省という名の教えをくれます。
2つ目は、自分が「なすこと」をお天道様とよく話す。
間違いがないように生きようとすると、あれもこれもできなくなります。
誰かが喜ぶことは、誰かを悲しませることになることも、時にはあります。
では、自分の「なすこと」「なすべきこと」がわかるといいですよね。
使命とか、ミッションとか言ったりますが、そう簡単にお天道様は教えてくれません。もちろん、最初からありませんし、続けていると少しずつ形を変えていくこともあります。
事業ではないので、堅苦しく考えないほうがいいかな〜。
その元になる「大切にすること」や「ありたい姿」まだ硬いな。
私のできることで、しなくてもいいことをやることも多い。
私よりもっとそれをなすべき人にやってもらうほうがいいし、なすべきことをやる時間も増える。
「天地自然の法則は厳しいものである」
人は自然ではないのか?自然でない部分もある。
自然とは、「なすべきことをなし、なしてはならないことをなさない」だとすると、それができないのも人間だ。自然であれない人間。
自然に生きるとは、自由に放ったらかしに生きるということではない。
最も当たり前のように見えて、厳しい。
厳しい(難しい)ことでもあるからこそ、心算をして行えば、「徳」というなのボーナスを貰えるのかもしれない。