“事実は1つ。でも真実は人の数だけ存在する―――”
そんなセリフを何かのドラマで聞いたことがあります。
見える景色は同じでも、それをどう捉えるかは、人によって異なるということです。
今日は長野地区の月例ナイトピアトレでした。
あいにくキャンセルが続き開催が危ぶまれましたが、かろうじて最小遂行人数で実施できました。
こういう運営にも気を遣う必要があるのが、地区長と兼務の面白いところですね。
相談者を買って出てくださった方のお話しを、限られた人数でじっくりとお聞きすることができ、なかなか味わうことのできない”贅沢な時間”となりました。
「カウンセラーとして自分だったらどうかかわるか」という視点で語っていただきつつ、実は自分のモノの見方・捉え方を見つめなおす機会でもあるんです。
今日のように少人数だと発言の機会も増えるため、より当事者意識が高まるように感じます。(発言しないとマズイという雰囲気を感じるからかもしれませんが・・・)
同じ1つの出来事を聞いているはずなのに、それぞれがキャッチする感情や相談者の悩みのポイント、問題と感じていることなどが、見事なまでに異なります。
“事実は1つ。でも真実は人の数だけ存在する―――”
まさにこの言葉の通りのことが起きていたのではないでしょうか。
だとすると、私たちが日ごろ「正しい」と思っていることも、実は人によって異なるのかもしれません。
「当たり前」「いつも通り」「普通」・・・そんな言葉でまとめられた真実は、実は自分だけの見え方なのかもしれませんね。
キャリアカウンセラーとして、「自分のモノの見方・捉え方を整える場」がピアトレーニングです。
来月は8月26日(金)に開催予定です。
CDA会員であれば、全国どこからでもご参加いただけるオンラインのプログラムとなっています。
よろしければぜひご参加くださいませ。
明日も佳き日でありますように。