気づきの扉を開く 〜「ありたい」と「なりたい」の違いから考える〜
「将来、どんな人でありたいですか?」
「将来、どんな人になりたいですか?」
この二つの問いに違いを感じますか?
わたしはよく、「ありたいは未来志向」、「なりたいは現実志向」と言っています。
「ありたい」は未来の自分になりきって、その時点で自分はどんな存在としてその場にいたいのだろうと思いを馳せることで、意識が未来にいると捉えます。
一方「なりたい」は現在の自分からみて、将来の姿を思い浮かべるため、意識は今にあると捉えます。
また「ありたい」は、存在としての自分を広い視点で捉える傾向があり、意義や価値といった大きな括りで例えることが多いですね。
片や「なりたい」は、現時点での課題を明確にし、手段や方法を含む具体的な目標を立てることが多いですね。
これらの点から、「ありたい未来志向」「なりたいは現実志向」と言うわけです。
でも……
どちらにしても、今の自分に満足することなく、これから自分を高めていくという大きな目標を持ち、何かしらの行動を起こそうとしている点は共通しています。
だったら無理に差をつける必要はないのかな?とも思います。
むしろ、「ありたい」でも「なりたい」でもいいから、その問いを受けて考えることの方が重要かと。
【今の自分を深く見つめること】と【これから進む方向性だけは持っておくこと】は、生きていくうえで欠かせないと思うんですよね。
目の前の忙しさに追われ、ただタスクをこなすだけでは、いつまで経っても「成長実感」は得られません。
自分がどうありたいのか、どんなふうになりたいのかを明確に設定することで、今の自分との違いや課題、必要なことなどが見えてきます。
目標に向かって努力することで、自分のがんばりが客観視でき、言語化でき、意識化することができます。それが「成長実感」につながるわけですから。
「ありたい・なりたい」は、気づきの扉を開く呪文なのではないでしょうか?
そんなことを、未来志向の学びに出て感じた今日でした。
#明日も佳き日でありますように
#ありたい
#なりたい
#未来志向
#現実志向
#気づきの扉
#毎日note
#おかちんnote
#キャリアカウンセラー
#キャリアコンサルタント
#キャリアカウンセリング
#キャリアコンサルティング
#キャリア
#キャリコン
#CDA
#コミュニケーション
#コミュニケーションファシリテーター
#コミュファシ
#アートマインドコーチング
#AMC
#対話型アート鑑賞
#JEARA
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?