心理学を学ぶなら必携の一冊「心理学レポート・論文の書き方」
今期は「心理学実験2」を選択しました。
この授業では「パーソナルスペース」「日常記憶」「記憶範囲」に関する実験を行い、その結果をレポートにまとめます。
実験そのものはそれほど難易度の高いものではありません。
ですが、その結果を分析し、指定された形式のレポートにまとめることが非常に大変なんです。
というのも、作成するのはレポートという名の「学術論文」なんですよね。それも“心理学”の学術論文です。
それぞれの分野の特徴はあるかと思いますが、心理学においては定型のフォーマットともいえる作法があって、それこそ句読点から主語述語の対応、言葉の使い方、引用の記載方法など、事細かに決まっているんです。
今回は担当した先生の意向もあり、この作法に従ってレポートを仕上げようという試みに挑んでいます。
そこでおススメしてくださったのがこの一冊。
先生曰く、「良いレポート・論文に共通していたのは、全員がこの本を読んでいたこと」だそうで……
つまり、「この本を読んで書きなさい」ってことですよね(笑)
その話を聴いた瞬間にAmazonでポチリ。
レポートを書き出す前に手に入れることができました。
実はこの本を最初から最後まで読んだのは土曜日のこと。
それも2時間程度でさらっと読んだんです。
それでも勉強になることは数知れず。
気づきの多い本のおかげで、やる気だけは満ち溢れていました。
冷めないうちに、そして記憶も薄れないうちにと、早速レポートに取り掛かったのですが・・・
カタカタ・・・(1時間経過)
カタカタカタ・・・・・・(2時間経過)
うーん、うーん・・・・・・・・・(3時間経過)
あれ?タイムスリップした?
それくらい時間がかかってしまいました(笑)
結局1本目を書き終えたのは、なんと9時間後!?
心理学論文の作法は馴染んでいないことを痛感しました(涙)
でも、翌日の日曜日は割とさくさくと進めることができ、6時間で残る2本を書き上げました。
その後すぐに先生にメールで提出し、無事に課題を終えたところです。
結局、先行研究の論文を引用しながら書くものの、表現の仕方はこの本に頼り切りでしたね。
ホント、あのときにすぐに買ってよかったと思いました。
来期、残る1科目「心理学実験1」を選択する予定です。
そのときにまたこの本が力を発揮してくれるはず。
それまでに何本か論文を読んでおかなくっちゃ。
たくさん読んで、たくさん書いて、作法に慣れることが、レポートを上手に描くための唯一の方法なんだと思います。
これから実験科目を選択する方は、ぜひこの1冊を手元に置いておきましょうね♪
ホントおすすめですよ!
明日も佳き日でありますように