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「自分が成長した」と実感できる経験ってありますか?

幼い頃の習い事。
青春時代の部活動。
大学時代の研究発表。
新入社員だった頃の大仕事。
そして、いままさに取り組んでいる仕事。

思い返すといろいろな経験がよみがえってきませんか?


時が過ぎれば、それは良き思い出です。

「あの時がんばったから、いまがある」

そう胸を張って言える経験もあるはずです。


一方で、その渦中だった時のことを思い出してください。

「なんでうまくいかないんだ」
「こんな辛いのは嫌だ」
「もう投げ出したい」

そんな苦々しい心模様がよみがえってきませんか?


成長するってしんどい面もありますよね。

でもそれを乗り越えたからこそ、いまがあります。

辛さを、苦しさを、悩ましい思いを抱きながら、もがいた日々が成長につながっているのかもしれません。


キャリアカウンセリングでは自己概念の成長というテーマを取り扱います。

自己概念とは、自分や自分を含む世界をどう見ているかという『自分のものの見方や捉え方』を指します。

この自己概念(平たくいえば見方)が成長(変化・進化・深化)すると考えて、経験をふりかえりながら内省を深めていく営みがキャリアカウンセリングです。

「あの経験があったからいまの自分がいる」
「このできごとを○○と見ていたから悩んでいたんだ」
「失敗をダメなこと・悪いことと考えていたから苦しかったんだ」

過ぎ去ったできごとを、そのときの自分はどう見ていたか、いまの自分にはどう見えるのかを、改めて考えてもらうことで、自分の中で気づきを生み出していきます。

「自己概念の成長」には、しんどい面もあります。
受け入れがたい自分を認めざるを得なかったり、本当は気づきたくない自分の嫌な部分に直面しなければならなかったりと、辛く苦しい瞬間もあるわけです。

でも、それを乗り越えたからこそ、成長した自分に出会えるんです。

そう考えれば、相談の中で涙するような場面すら、自己概念の成長には欠かせないものだと捉えることができます。


「自己概念の成長には、成長痛を伴う」

そんな言葉を与えてくださった先輩がいます。

まさにその通り。成長しているからこそ感じる痛みです。
その痛みが治まったとき、きっと成長した自分に出会えますから。
わたしキャリアカウンセラーたちはその痛みに寄り添い、誰よりもあなたのことを思って関わる存在です。
共に自己概念の成長を味わってみませんか?



明日も佳き日でありますように



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