最近、ご縁あって絵本と出会う機会が増えました。どうやら絵本は、いまのわたしの琴線に触れるものがあるようです。
大人になって、いろんな経験を重ねたからこそ心に響くものがあるのかもしれません。
また数年前に比べて、発せられた言葉やその人の背景に思いを馳せることを大切にしていることも影響しているでしょう。
これはカウンセリングトレーニングの成果が出てきたともいえますし、わたし自身のありたい姿がより明確になったおかげともいえます。
このように「絵本を手に取る」というわたしの行動の変化はどこから起きているのでしょう?
人間の行動変容の大きな要因は何か?
それは「気づき」です。
誰から教わったり、指導されたりすることで、行動を変えるのではありません。
自身を見つめ直して【ふりかえり】、「こうありたい」という自分の思いに【気づいた】とき、自らの【行動を変えようと決断】し、それが行動変容となって表出します。
キャリアカウンセリングでは、相談者の経験をともに見つめることで内省を促し、その経験に映るありたい自分に気づいていただき、自ら行動を起こすことを決断し、具体的な行動変容を起こすところまで支援します。
つまり、
【内省】→【気づき】→【決断】→【行動変容】
という流れがあると、わたしは考えています。
絵本は、内省や気づきを促すためのきっかけとして非常に役立つと感じています。
物語を読みながらも、自分の経験と重ね合わせていろいろな場面が頭をよぎり、その時の思いや気持ちがよみがえってきます。
同じ絵本を読んでも、その受け取り方は人それぞれ。
だからお互いに何を感じ、何を思ったのかを語り合えれば・・・
そんな心が動くものを目の前に
『ワクワクファシリテーター おかちん』
の学びアンテナが全力で受信中。
「これを使って対話をしたい!」
という衝動に駆られています(笑)
ワークショップをつくるところまでは計画できていないので、まずは絵本の紹介からスタートしましょうかね。
ということで、わたしの琴線に触れた絵本を少しずつ紹介していきます。
題して「絵本シリーズ」です♪
こういう企画を考えただけで、今年の楽しみができちゃいました。
今年の『おかちんnote』もお楽しみに!
明日も佳き日でありますように