不の解消マネジメント®(職場の基礎代謝®)を学び直しました
4月2日に続いて、職場の基礎代謝®ブラッシュアップ講座に参加しました。
前回はちょうど年度の切り替えだったため、「ふきげん」「不自然」「不幸せ」「不健康」そして「持続不能」と、かなり不が溜まっていました。
あれから2週間・・・
カードはすべてひっくり返り、「ごきげん」「不自然」「しあわせ」「健康」そして「持続可能」と、なんだか前に進んでいける感触がありました。
一方で身近なところでの不はあって、ぬぐえないのがこれから始まる1年間に対する「不安感」と、新入生たちと十分に関われていないために感じるざわつきからくる「不快感」は、明確に感じています。
それをさらに細分化し、状態や状況、場面で表してみると、意外と自分の中で「先が見通せていないこと」に対する不安感が強いのだと気づきました。
「不浸透」「不明瞭」「不透明」などは、担当する授業の1年間の詳細な計画が完璧にできていないために感じるものだと解釈しました。
また、「不理解」「不一致」「不均衡」「不十分」は、新入生との対話の時間が足りないがために感じる不快感の要因だと解釈しました。
不安感は一人で抱えていても解消することは難しいので、職場の仲間を頼りつつ、スモールステップで一歩一歩改善に向けて進んでいこうかと。
また不快感は明日から始める1on1でよく話を聴くことで、きっと解消できるものと信じています。
ただいずれも自分一人で解決するだけではダメなんですよね。だって「職場の不」ですから。チームとして、組織として、仲間とともに解消するための取り組みが必要だと思いました。
そこで大切にしたい行動が「対話」「共有」「交流」「頻度」を増やすことです。わたしに与えられた役目を果たすとともに、組織の機能の一部として行動したことは部署内で共有することが大切だと感じています。
それも結果だけでなくプロセス(具体的な取り組みや考え・気持ちを含めた行動の過程すべて)も共有したいと思いました。
不を客観視したことで、自分がどう取り組めばいいか、周囲の仲間とどう共有するかを、冷静に論理的に考える=内省する時間となったのでしょうね。
不の解消マネジメント®では、実力発揮マネジメントカードを使って自分の中にある不を『見える化』します。
自分の中で抱えていると他者からは見えません。だからこそ、カードの表裏がはっきりと見えるように置くことで、自分からも他者からも距離をとって客観視できるようにするわけです。
と同時に、机の上に置くという行為自体が、不を自分から切り離す=外在化するという効果を生んでいるように感じます。
また、「不を解消・改善する」というと、どこか「不はよくないもの」というイメージを抱いてしまうかもしれません。ですが、必ずしも悪いとは言えないのでは?と考えるようになりました。
それは「解消=なくすこと」「改善=悪いものを正すこと」という言葉にひっぱられるからであって、「不を一つひとつ丁寧に解くことでモヤモヤが消える」「無理がかかっている部分を改めることで痛みを和らげベストな状態に戻す」という意味で捉えると、「不とはよくしていくためのポイント」と再定義できると思うんです。
不に覆われていると、(当事者であるからこそ)先が見えなくなってしまいます。そこで、カードを使って不を明確な言葉で表して見える化・外在化して、今の自分の状態を客観視しながら自分との対話=内省をしながら、どうやってよりよい状態へと戻していくかを具体的な行動レベルまで細分化して表現します。それを行動する(行動変容を起こす)ことで、不が解消されていくのだと思いました。
その行動目標こそが、実力発揮マネジメントカードで最後に使う「私の行動カード」と「組織の行動カード」に集約されています。
ごく簡単なフレーズで書かれているのは、それを自分の置かれた状況で捉えて自分なりの意味づけをするためなのかもしれません。
それは不○○という言葉も同じです。「わたしにとっての不○○とは~」と語ることで、そこに自分だけの意味・意義を持たせるわけです。
だからこそ、自分の掲げたカードは自分だけの意味を持ち、よりよくしていくためのポイントとして明確な目標として機能するのだと感じました。
まさに”腑”に落ちた感じがしています♪
前回、今回と計2日間(全4講)の学び直しでした。
ご一緒してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
人それぞれに環境も立場も、そして感じている不も違います。
それを自分一人で解消していくのは、辛く寂しく大変なことです。
抱えている職場の不を解消するために伴奏するのが職場の基礎代謝®改善ファシリテーター。不の解消マネジメント®のメソッドや実力発揮マネジメントカードなどのツールを活用して、寄り添いながら自分自身と向き合うチャンスを与えてくれます。
オンラインで無料の体験講座も開催しています。
興味のある方はホームページをご覧ください。
明日も佳き日でありますように
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