CDAの“つながりの力”
今日~明日にかけて、日本キャリア開発協会(JCDA)の全国支部地区長合宿が行われ、わたしは任期3年目の長野地区長として参加。全国から各支部・地区の責任者が集まって熱い議論を交わしています。
改めて思うのは「CDAのつながりの力」。どれだけ大きく、強く、太く、そして強固なものなのかを思い知らされます。
全国で20,000人以上の会員を有する組織でありながら、会員同士のやり取りが活発に行われ、大きなネットワークを築き上げています。
各支部・地区では独自に学びの機会を企画し、地域ごとにネットワークを広げていくという草の根的な活動が長年続けられてきました。
わたしが資格を取った2015年以降、ウェルカムトレーニングでキャリアカウンセリングの実践練習をしたり、ケースに応じたカウンセリングを探求したりと、地区の学習会でたくさんの人とつながることで「CDAのつながり」を育んできました。
ところがコロナ禍で交流が途絶えてしまい・・・そこからはオンラインでのつながりへと変化することに。
昨年まで3年続けて全国オンラインキャリアカウンセリングを開催。JCDAのネットワークを最大限活用して、のべ200名以上のCDAが一般の方を対象に無償でキャリアカウセリングを行いました。
自主的に勉強会を開いてトレーニングを重ね、最高のカウセリングを提供することを目標に、運営スタッフ含めて全員一丸となって準備を重ねました。
このイベントを支えたのは、間違いなくCDAの“つながりの力”。全国に同じ志を持つ仲間がこれほどいるんだと、感動したことをいまでも思い出します。
わたしが毎月行っている経験代謝ピアトレーニングもその一環。オンラインで全国どこからでも参加いただける学びの機会を設け、「毎月誰かとつながる場がある」という安心感を持っていただくために、この2年間継続してきました。
これらの活動のおかげもあり、今回集まったみなさんとは画面越しでお会いしたことがある・・・という状況でした。
しかし、リアル出会うのは初めて。
「やっと会えましたね!」
それが今回一番多かったあいさつでした(笑)
アメリカのNCDAから、CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)資格を日本に持ち込んだのが2000年のこと。
そこから23年。いまでは会員数20,000人を超える大きな組織になりました。
わたしがこの資格を知ったころに10,000人突破を祝うイベントが行われていたので、それから10年ほどで倍増したことになります。
「みんなが自分らしく生きるためにわたしにできること」
それをCDA会員のみなさんは心に抱いています。
熱い思いを持った仲間だからこそ、大きな力を生み出して活動していけるのだと改めて思います。
その一員として、わたしがいまここにいることは感慨深いものがあります。
と同時に、「こんな未来がやって来るなんて…」と自分自身にも驚いています。専門学校の一教員でありながら、全国20,000人を束ねる組織の一員として活動することは、10年前は予想すらしていませんでした。
このネットワークが持つ大きな力=“つながりの力”をどうやって一人ひとりの会員に、そしてキャリアカウンセリングを必要とする方々に還元するか、それが私に与えられた役目です。
残る任期で何ができるのか・・・もっともっと頭を使って考えていかなければと、気持ちも新たにしたところです。
さて、明日はさらに大きな議題を話し合う予定です。
しっかりとがんばってきます!!
明日も佳き日でありますように