組織をよりよくするために“わたし”にできること
いま、組織論について学んでいる最中です。
産業心理学・社会心理学に始まり、人間関係論・組織論などと展開して現在に至ります。
わたしの場合は一般的な企業とは違い、“学校”という特殊な環境です。そのため単純な組織論があてはまらない部分も多々あります。
一方でどんな組織も、突き詰めていけば人と人との関係にたどり着きます。組織とは人間関係の上に成り立つといえます。であれば、人間関係論のアプローチから、学校という組織に関わっていくこともできるのでは…と考えています。
組織をより良いものにしていくため、一従業員としてできることとはなんでしょう?
ボトムアップで組織改善を行っていくとしたら……
わたしは「当事者意識を持つこと」だと考えています。
どんな仕事も、同じ職場の誰かがやってくれているから成果が上がっているわけです。自分が取り組むこともあれば、同じ所属の上司や部下・同僚が取り組むこともあります。また、直接はつながりのない別部門の仲間が見えないところでやってくれることもあったり、ともすれば知らぬ間に誰かがやってくれていることもあります。
その“誰か”をどこまで意識できているでしょう?
ともすれば、「営業がやるでしょう」「それは総務の仕事でしょ」などと、まるで物のように「そっちでやればいいじゃない」と扱ってしまうこともあり得ます。
でも「そっち」とモノのように扱うのではなく、それを行うヒトとして、仲間として、ひいては「わたしたち」として捉えることができたら…
それが「当事者意識を持つ」という意味です。
「わたしとそれ」の関係から、「わたしとわたしたち」の関係へと変わっていくことが、組織として成長するということ。それを教えてくれたのは、宇田川元一さんの『他者と働く』という一冊の本でした。
前々から読みたかったのですが、ここでようやくご縁があってじっくりと向き合うことができました。
とはいえ、まだ読んでいる途中のため、すべてを理解できたわけではありません。
ですが序章を読んだだけでも心にビシビシと響いてきます。
わたしは、勤めている学校、キャリコン活動で組織する地区会、学びを共有するコミュニティ、そして家庭と、いくつもの組織に属しています。それぞれの組織をよりよいものにしていくとしたら、それは人間関係を良好なものにしていくことにほかなりません。
ということは、わたしにできるのは、目の前の方を人として尊重し、互いの考えや思いをわかりあえるようにするために対話することです。
これまでキャリアカウンセリングで学んできた傾聴のスキルや、ファシリテータとして磨いてきた対人スキル、教員として培ってきた教授力や表現力、そしてこのnoteで鍛えてきた言語力が支えになります。
この能力を最大限に発揮して、組織のために活用することが、いまのわたしにできる役割なのでは……と考えているところです。
その結果、「他者と働く」ことができれば、きっとそれはよりよい組織となるはず。
この週末に少し考えたいこともあり、いまの考えを整理するためにこうして文章にまとめてみました。
具体的な話が書けないところがもどかしいですが(笑)
でも考えを整理にする上では、今日のnoteはとても役立っています。
また機会があればこの続きを書いてみたいですね。
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