先日、キャリアカウンセリングを行った際に、相談者からふと出てきた言葉。
「いまさらどうにもならないってわかっているけど・・・学歴コンプレックスがあるんですよね」
今日はその学歴コンプレックスについてまとめてみます。
まずは先日も紹介したChatGPTに質問してみました。
うん。なかなかいいアドバイスかな?
学歴コンプレックスを感じているということは、受け入れがたい自分に直面していますし、過去の失敗に引き摺られていますし、自分の弱みにフォーカスしています。自己肯定感が高くないのは、周囲に高学歴の人がいたり歳を重ねてから学び直すことに後悔を感じているから。
そう考えると、なかなか的確なポイントを指摘してくれています。相談者が内省したうえでこの言葉をかけられたら、「よし、いまできることをがんばろう!」と思えるかもしれません。
わたしは、学歴コンプレックスは「認めたくない自分」の象徴だと捉えています。学んでこなかった、試験に進路を考えなかった、一生懸命勉強しなかったことを、今の自分が悔いている状態と考えています。それが自信をなくす原因になっています。
逆に考えれば、学歴コンプレックスをいま感じているということは、「いまのありたい自分の姿」がはっきりと見えている状態にあるということです。ありたい姿が明確で、現在の自分の状況も把握できていて、過去の自分が足枷になっていると考えているから、学歴コンプレックスという表現に至るのだと思います。
ちなみにわたしはこんな風に伝えました。
わたしも学歴コンプレックス(頭が良くないという意味で)を持ち合わせています。だからいま必死に放送大学で卒業(学士取得)および心理学の資格取得を目標にがんばっています。
若い頃には想像すらしていなかった「人との関わり方」を学びたいと思うようになり、コミュニケーションやファシリテーション、キャリアカウンセリング、そして心理学へと広がっていきました。人生経験を重ねたからこそ、たどり着いたいまの方向性です。
半面、学んでこなかった範囲の勉強に苦戦することも多々あり、改めて頭の悪さを痛感しています。「もっと勉強しておけばよかった」という意味で、学歴コンプレックスを感じています。
一方で、若い頃にいまと同じ考えに至って学んでいたかと問われると・・・恐らく興味を示していないでしょうね。
結局、その頃に夢中になっていたコンピュータの学びがいまの仕事につながり、仕事で不足している能力を得るためにキャリアコンサルタント資格を取得し、キャリアカウンセラーになってから人の心を学びたくなり、学ぶために大学へ入学したわけですから。
大事なのはいま、この瞬間に何をするかです。
どんなに過去を悔いても変わりません。過去の経験から学び、いまのありたい自分に向かって努力することが、唯一のできることです。
だから、学歴コンプレックスを感じてしまうそんな自分も愛しいと思って抱きしめてあげて、よしがんばろうって声をかけてあげる・・・そんな気持ちでいたいですよね。
今日は学歴コンプレックスについてChatGPTにも手伝ってもらってまとめてみました。いかがでしょうか?
明日も佳き日でありますように