
セットアップに意識を置く
何かを行うとき、まずはどこから手をつけますか?
・やり方や手順から考える
・スケジュールや予算を確認する
・何をどこまでやればよいかのゴール・目標を設定する
・なぜ、なんのために行うのかの目的を定める
まずはこのあたりからはじめることが多いのではないでしょうか。
PDCAサイクルでいうところの、P(計画)から入るのが定石でしょう。
しかし、わたしはその前にやっておきたいことがあると考えます。
それは、マインドセット・心持ちのセットアップです。
わたし流のマインドセットは、次のようなステップで行っています。
1.自分と向き合う
どういう心持ちで臨もうとしているのか、自分の中の心のあり方や状態を具に観察し、自分自身に対して誠実に、真摯に、純粋に向き合うことからはじめるのがよいと思っています。
2.ニーズを探る
ノートに頭に浮かんだ言葉を書き出したり、信頼できる人に話を聴いてもらったりして、自分が望んでいること(ニーズ)を言語化します。言葉にすることで、自分の目や耳から再度取り入れることができ、どれくらい望んでいるかを自ら確かめるという効果が出てきます。
3.ニーズに紐づく感情を確かめる
しっくりくる言葉が見つかるまでこれを繰り返し、改めて見直します。それが受け入れられるものであれば、今度はその言葉を聞いてどんな感情が湧いてくるかを確かめます。
例えば、「新しい資格を取ろうと一念発起した」ときのことで、マインドセットを捉えてみます。
そもそも何をきっかけに資格を取ろうと思ったのかを、一度立ち止まって考えてみました。すると「大きなハードルを越えたい」「何かを達成したと実感したい」「人生の中でもこんなにもがんばったという挑戦をしたい」という動機が見えてきました。
そこで「達成」「挑戦」というニーズを仮置きしました。「達成した後はどんな感情が湧いてくるのか」「挑戦している最中はどんな気持ちになりそうか」と考えた末、「自分を認めてあげると温かな気持ちになる」「毎日ワクワクした気持ちで過ごしたい」というニーズに結びついた感情が見えてきました。
ここから「自己承認」や「心が躍る」といったマインドが自分には大切なことに気づきました。
それを踏まえて、「自分を認められるようになるためにはどんな条件が必要か」「心が躍るような進め方とは何か」を考え、「スモールステップでクリアした項目を可視化できるようなチェックリストをつくる」ことから始めることにしました。
実はこのマインドは、仕事にもプライベートにも共通しているものでした。
ただ、とにかくやってみよう!と動き出すことが多かったのですが、その根本的なマインドを探ってみた結果、自分で自分を認めて自己肯定感を高めることが原動力になっていたことや、過程を楽しむことも大事にしていてワクワクするような時間を欲していることに気づきました。
それ以来、「どうやったらワクワクできるか」を考えてから計画に入るようになり、おかげでいつも楽しみながら進めています。
セットアップする時間は、いまでも大切にしてます。
最近も勉強会に参加する前にたった5分程度でしたが、「自分が何を期待して臨むのか」「学びの結果どうなりたいのか」「どんな過程を思い描いているのか」を言葉に起こすことで、落ち着いて参加することができました。
もちろん学びの機会を主催する前にも必ず行っています。「今日はどんな場にしたいのか」をきちんと設定しておくことで、自分がブレずに臨むことができるからです。
あなたも、マインドセット・心持ちのセットアップに意識を置いてみてはいかがでしょうか?
#明日も佳き日でありますように
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