#104 ママ友は必要か?毒親育ちが思うことをまとめてみた
この記事は、
と感じている方の参考になれば嬉しいです。
ママ友は必要か?毒親育ちが思うこと
子育てをしていると、ついて回るのが『ママ友問題』です。
子供を保育園や幼稚園へ通わせることからはじまり、進学、習い事など、子供の成長とあわせてあらゆる場面で出くわします。親の方ではコントロールできないことであり、場合によっては親同士のトラブルも起こる可能性もあります。
私自身、子供を保育園へ通わせて思うのは、【ママ友はいてもいなくてもいい】です。
ママ友づくりに労力をかけるくらいなら、子供との絆(関係性)を深めることに時間を使うことのほうが大切。ママ友がいる、いないは子育てにあまり関係ないです。
ママ友がいなくてもいい理由【体験談】
と言っても、ママ友を作らなきゃ、いた方がいいんじゃないか…と思っている方にとっては、頭ごなしに「ママ友はいなくてもいいよ」と言っても反感を覚えるだけでしょう。ここからは、私の体験談を踏まえて、その理由を紹介していきます。
理由①:他のママに会う機会も時間も少ない
正直、他のママ(パパ)に会う機会も時間も少なく、親同士で十分な交流はできません。顔見知りになって会話をすることはあっても、そこから休日も一緒にお出かけできるくらいまで関係性を築くのはレアケースです(保育園の運営方針によって変わるかもしれません)。
私の場合、送り迎えの時間帯が同じ方が数名いらっしゃいますが、朝は仕事で、夜は夕食の準備などで急いでいる方が多め。いつも会う方がいても、保育園内で長居することはありません。そもそもで連絡先を交換するまでの交流はありません(私がママ友を作ることに無頓着、ということもあるかもしれません)。
理由②:ママさんの名前も子供さんの名前も知らない
自分の子供と同じクラスの子供さんの名前は知っていても、違うクラスの子供さんの名前はうろ覚え。そのママさんとなると、名前はさっぱりわかりません。
会話を少しする機会はあっても、話題は天気の話から始まって、それぞれの子供の話と、社交辞令的な話で終わります。家が近い、きょうだい児がいるなどの理由で交流がある場合を除いては、それほど込み入った話をすることはほとんどないのではないでしょうか。
理由③:先生に直接聞けばだいたい解決する
子供さんによっては家と保育園で見せる姿が違う、ごはんを食べてもらえないなど、子育ての悩みは先生に聞けばだいたい解決します。
ママ友を作って、子育ての相談がしたいと思っているかもしれません。しかし、そのママのアドバイスは経験に基づくので、あなたの子供さんに合うアドバイスをしてくれるとは限りません。
それだったら、子供のことをよく見てくれて理解もしてくれている先生に直接聞いたほうが正確です。自分の子供だからこそ、正しく理解することが最短距離だと思うのです。
理由④:ママ友との相性はわからない
いくら子ども同士が仲良しだとしても、親同士も仲良しとは限りません。
一応は大人同士なので、社交辞令を交えて、相手に失礼のない対応ができるかもしれません。しかし、それは本来抱えるはずのなかったであろうストレスを抱えることになりかねません。
ママ友がいる場合でもいない場合でも、どちらにもメリットもデメリットもあります。デメリットは事前に対策をすればどうにかなることばかりです。そこまでしてママ友が必要なのかと自問自答が必要になるでしょう。
自分の話をできる人(この人の話なら聞けると思える人)は、ゼロよりか数人でもいた方が良いとは思います。ですが、自分が話したいから作ろう…というような発想だと良心の搾取につながりかねず、違うのかなと思ったりもします。
理由⑤:ママ友が「毒」の場合もある
最後に、ママ友が「毒」の場合があり、毒を食らってあなたのメンタルがやられてしまう可能性があります。
可能性論なので、必ずしもそうなる…という話ではありません。私自身、保育園で会話したことのあるママさんで「毒だな」と思う方もいないのですが、保育園で知り合ったママさんでいわゆる毒親的な言動の方はいました。
毒親に悩まされてきたぶん、毒になるかどうかの判断はしやすいでしょう。だからこそ、誰でもいいからママ友を作ろうとするくらいなら、少しでも警戒心を持って接して、付き合っても問題ないかを慎重に判断しても良いのではないでしょうか。
ママ友をリアルで求めすぎなくていい
仮に『どうしてもママ友がほしい!』となったとしても、それが自分の身近にいて、かついつでも会える人にこだわらなくてもいいのかなと思います。
私事で言うと、近所に住んでいるママ友はゼロです。保育園でも、会えば会話をするママはいますが、いわゆるママ友と呼べる人はゼロです。
その原因は『個として会話のネタがないこと』です。
ママとして話せることはあっても、そればかりを話したいとは思わない。ママは子供の話だけしていればいい…というのではなく、せっかく友達になったなら色々な話をしたいと思ってます。このような考えだからこそ、ママ友を作りづらい状況を自ら作っているのかもしれません。
だからこそ、自分の価値観と似通ったママ友をオンライン上で作るのです。物理的な距離はあっても、心の距離は近い状態がオンラインコミュニティの長所です。抵抗のない人は取り入れてみることをおすすめします。
まとめ:適切な距離感の関係を築こう!
この記事は、
と感じられている方へ、毒親育ちでもママをやっている私の体験を紹介しました。少しでも参考になりましたら嬉しいです。
個人的に、『友達は多ければ多いほどいい時代』は終わったのではないかと思っています。量よりも質を目指して、自分と相手とでWin-Winの関係を築いていくことが大切です。
ママといっても一人の人間です。互いに理解・尊敬しあえる関係なのであれば、どこにいようとも何をしていようとも、あまり関係のないことなのではないでしょうか?
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最後まで読んでいただきありがとうございます。毒親のことで悩んだとき、困ったときは、お問い合わせフォームまたはTwitter DMからご連絡いただければと思います✨