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【早春催事特集ダイジェスト】やおきん 代表品・うまい棒が次の時代へ

 手軽なスナック菓子をはじめ、斬新なアイデア菓子や時代を越えて親しまれている懐かしい菓子など、遊び感覚あふれる楽しいお菓子の企画から販売までをプロデュースする同社。

 コロナ禍2年目の昨年も、政府による緊急事態宣言発出やまん延防止等重点措置宣言により、人が動かない、集まらない中、例年開催されていたイベントは2年連続中止となったほか、業務用としてキャンペーンの集客ツールなどに使う駄菓子や、お祭りなどのイベント需要もほとんどなく、厳しい状況だ。

 しかし10月以降、緊急事態宣言が解除され、11月以降、東京でも新規感染者数が二桁台に落ち着き、一気に駄菓子の需要が上がって受注が大幅増。年末年始も総動員での対応に追われていた。

 1979年(昭和54)年、知らない人は存在しないほど有名となった同社の代名詞ともいわれる『うまい棒』。11月11日の「うまい棒の日」には、今年も第2回「うまい棒川柳」キャンペーンを実施。昨年よりも応募総数が大幅に増え、1万5000句増の4万711句の応募があり、関心の高さが窺えた。2月3日の「節分」に、恵方巻的にも注目される『うまい棒』は、昨今の原材料高騰のあおりを受け、発売以来、規格変更を繰り返しながらも43年間守り続けた10円の価格をいよいよ改定する時が来たようだ。

 同社が一年間の催事の一区切りとしている「バレンタイン」企画。専用品として、個包装に「いつもありがとう」「ほんの気持ちです」「大好きだよ」などのメッセージが付いた『バレンタインうまい棒チョコ』(30本・参考価格、以下同300円前後)と、チョコ菓子10点とシール1枚を詰め込んだ『バレンタインパック』(330円)の2品を用意した。

 そのほか、指で押し出して食べるキャンデー『ピンキーポップ』(コーラ味/ストロベリー味/グレープ味/青りんご味、各60円)と、ボタンを押すとソフトクリームのヘッドがぐるぐる回って楽しいキャンデー『マーブルソフト』(青リンゴ味/ストロベリー味/コーラ味、各50円)の2品の新製品と、塩分補給や携行食・行動食としての一口サイズ『塩ようかん』(30円)が春夏の注目品だ。


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