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芥川製菓 専業メーカーこだわりの自信作、新ブランドを続々投入

 2024年のVDは、原料が高騰するなか、一部の製品で価格を上げたものの、金額ベースで前年並みを確保。「本当はもっと売上を伸ばしたかった」と同社では振り返るが、2025年のVDは「供給面での心配はない」と、新ブランドを立ち上げるなど積極果敢に攻めていく。
 今回、同社の看板製品『スペシャルミルクチョコレート』を使用したシリーズ『ゴールデンショコラティエ』(写真)、ガトーショコラの有名店監修による『ケンズカフェ東京』が新登場。


 『ゴールデンショコラティエ』は、1886年に創業したチョコレート専業メーカーである同社が、味や香りはもちろん、仕上がりや製法にまでこだわったもの。〝チョコレートと向き合い続けた確かな味。歴史の中で築き上げられた芥川製菓のチョコレート〟として、チョコレートを知り尽くした職人が生み出す自信作を、金の箔が輝くパッケージに詰め合わせている。
 ベースとなっている『スペシャルミルクチョコレート』は、ヨーロッパ産のミルクパウダー、カカオ豆、ココアバターなどを独自配合で丁寧に作り上げたもの。その特別なチョコレートを中心に厳選された素材と合わせた贅沢なチョコレートギフトとして、4個入りの『リトル』(630円)、7個入りの『テイスティ』(930円)、8個入りの『トラディション』(860円)、9個入りの『アミューズ』(1100円)、12個入りの『グランフル』(1400円)と豊富なラインアップ。「定番化も視野に入れている」(同社)という最注力ブランドだ。
 『ケンズカフェ東京』は、ガトーショコラの名店「ケンズカフェ東京」のオーナーシェフである氏家健治氏が監修。同店は、食べログ「全国人気チョコレート店ランキング第1位」などに選出されるほどの人気店。口どけにこだわったメルティショコラやメルティトリュフ、カカオの深みを感じるプラリネなど、「ケンズカフェ東京」の世界が味わえるギフトとして、4個入り(750円)〜15個入り(1750円)を用意している。
 桜の花をあしらったパッケージの『さくらフローム』も新シリーズ。「さくらクリーム」「さくら&ホワイト」「宇治抹茶」「粗砕きコーヒー」の美しい桜のチョコレートのラインアップで、インバウンド需要も狙う。
 さらに、レストランのオープンに合わせ、白を基調にした上質感あふれるギフトにリニューアルした『西洋銀座』、新しい粒が加わり、バラエティ感ある中身に一新した『エレナリーゼ』など、多彩なギフトを取り揃えている。


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