【早春催事特集ダイジェスト】栗山米菓 時流に合わせてデジタルシフト!
17年目を迎える開運シリーズが、これまでの路線を大幅に変更。発売当初から付属していた絵馬に代わって、LINEポイント付与へと舵を切った。それに伴い同社初の試みとなるLINE公式アカウントを開設した。
「コロナ禍でSNSの活用が増えるなど、時代の流れを考えるとアナログ的なものよりデジタル的な取り組みがいいと判断した。ポイント付与だけでなく、公式アカウントの活用により、ピンポイントでお客様に情報を届けることもできる。今後はさらに密度の高いコミュニケーションを進めていきたい」と、同社マーケティング部は話す。
「2022年開運キャンペーン」と称し、『開運ばかうけ』『同・瀬戸の汐揚』のアソート2品で展開中の同企画。西暦にちなんで2022名に350ポイントをプレゼントする。滑り出しは上々で、今後も友だち登録を増やすべく、ご当地企画をはじめとする取り組みを積極的に推進する。
一方、ひな展開の目玉は『鬼滅の刃』とコラボした『S鬼滅の刃ひなあられ』である。パッケージには女性キャラとして人気の『竈門禰豆子』『胡蝶しのぶ』を採用。持ち運びに便利な食べきりサイズのあられは、丸とハート形状の2種入りだ。桃の花や雪、新緑など春の風景を表現した「ピンク・白・緑」の華やいだ色味に仕上げた。それ以外のところでは、昨年に引き続きアンパンマン4品、PEANUTS2品、サンリオ2品を展開する。
春夏向けの新製品としては、意欲的な2品を用意する。健康と環境を意識した玄米100%の『玄米柿の種』と、国産米、北海道産のひかり黒豆の使用など、素材・産地にこだわった『光黒豆もち』がそれである。前者は素材のユニークさもさることながら、昨今のSDGsを意識した、同社初の紙パッケージを採用している点にも注目したい。後者は黒豆をたっぷり練り込んだソフトな食感が特徴で、味付けには日高昆布を使用。いずれも3月14日発売予定だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?