カバヤ食品 かわいいぱんだで元気を届ける
戦後、あらゆるものが不足していた時代に「日本の会社が作ったもので、日本を元気にしたい」という想いから『カバヤキャラメル』を製造し、創業した同社(岡山市、穴井哲郎社長)。1996年から製造する『さくさくぱんだ』は、カカオとミルクのバランスにこだわったミルクチョコレートと、華やかさを感じられるほろにがチョコレートの、2種類のチョコレートによる2層構造と、香ばしいビスケットを組み合わせたロングセラーのチョコレート菓子。全70種類のかわいらしいぱんだの表情も楽しめる。
今年のバレンタインでは、期間限定品である『さくさくぱんだまろやかピスタチオラテ』が、好調だった昨年並みの売上となった。
秋冬商戦に向け、同シリーズより、季節を感じられる期間限定の2品を販売する。
1つ目は、8月13日から発売している『さくさくぱんだ焼き芋ブリュレ』。昨年の秋限定フレーバーが今年も登場。秋の味覚を代表する「焼き芋」にフォーカスし、焼き芋チョコレートとほろ苦いカラメルチョコレートで焼き芋ブリュレの味わいを再現した。パッケージデザインも、黄色いものから、焼き芋のような赤紫色に変更しており、より消費者に焼き芋ブリュレのイメージを訴求している。
2つ目は、11月12日から発売される『さくさくぱんだしあわせの苺タルト』。こちらは甘酸っぱい苺チョコレートとカスタード風味にしたチョコレートの組み合わせで、苺タルトの味わいを再現した。
同社は今後も主力ブランドの魅力を消費者に広く知ってもらえるような情報の発信を行っていく。『さくさくぱんだ』の70種類の豊かな表情をより多くの消費者に伝え、その多彩なぱんだの表情で、身近な人とのコミュニケーションを楽しむきっかけづくりをしていきたいと答えた。