オールハーツ・カンパニー 猫の形をしたお菓子で「猫の日」を盛り上げ
全国にベーカリー&パティスリーを展開する同社は、『世にもおいしいブラウニー』シリーズや、猫の形をしたスイーツなどで人気を博している。
昨年は、新製品の開発体制および営業体制が一昨年よりも整ったことで、CVS・SM・DgS等の各チャネルで販路が拡大し、売上が前年比で2ケタ以上も伸びる結果となった。
特に『世にもおいしいブラウニー』シリーズが全体の数字を大きく牽引したという。ベーカリー『ハートブレッドアンティーク』から生まれた同シリーズは、2018年の発売以来、シリーズ累計出荷1800万個を誇る。幅広いフレーバー展開で、高価格帯ながら食べ応えがあり、満足度が高いと評判だ。今春以降は販路をさらに広げるため、4月9日に桔梗屋とコラボした『世にもおいしい和ブラウニー桔梗信玄餅』を発売する。
また、“ねこ”をモチーフとしたフードブランド『ねこねこ』の『にゃんともおいしい』シリーズは、2022年の発売以来、好調に売上げを伸ばしており、猫の形をしたスイーツとして、その可愛らしさからSNSなどで話題となっている。
2月22日は「にゃー・にゃー・にゃー」の猫の日。昨今の猫ブームもあり、一部のCVSなどでは猫の日に向けて大々的にフェアを展開するなど、催事として大きな盛り上がりを見せている。パッケージなどに猫がプリントされたお菓子は多く見受けられるものの、猫の形をしたお菓子は同社ならではのもの。猫の日をきっかけに、『にゃんともおいしい』シリーズの認知度は一気に上がっている。
新製品として、『にゃんともおいしいスコーン』を1月22日に発売したばかり。ホロホロとした食感のチョコ風味の生地に、アクセントとしてチョコチップを混ぜ込んで焼き上げた『にゃんともおいしいスコーン チョコ』と、ホロホロとした食感のスコーン生地に、オレンジピールとアールグレイ茶葉を混ぜ込んで上品な味わいに焼き上げた『同 オレンジと紅茶』の2フレーバー(各198円・税別)で、さらなる売場の活性化を図っていく。
同シリーズは、これまでチーズケーキを中心に展開していたが、スコーンは競合品が少なく、賞味期限も長いことから、他社との差別化を図っていく。
2024年は、各製品のブランド力を強化するとともに、焼菓子・チルド製品・フローズンなど、各温度帯の「ねこ型製品」の売場企画の実施および販路拡大に注力していくという。
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