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『菓子食品新聞』チョコレート特集号2021ダイジェスト-日清シスコ
オートミール4品投入、シリアル市場の拡大目指す
『チョコフレーク』(写真①)シリーズは、鉄分に加えて今回新たにカルシウムを配合し、健康志向の高まりに応えている。大人向けの味わいの『至福の贅沢カカオ』や子供も食べやすい『ドーナツチョコ』などターゲットを分けた6品を展開し、ブランド全体で需要層を広げていく構えだ。
さらに、人気のオートミールを気軽に美味しく楽しめる『日清シスコのホットシリアル』シリーズ4品を9月27日に発売したばかり。
オートミールは、栄養価の高さや調理におけるアレンジの幅の広さから人気が高まっているが、同社の調査で「どうやって食べるの?」「美味しいの?」「続けられそうにない」といった意見があることがわかった。そこで今回、「興味はあるけれど一歩踏み出せない」という層に向けて、オートミールを毎日の生活に気軽に取り入れ、続けていくことができる4品を製品化した。
『おいしいオートミール』(写真②、300g・330円)は、栄養バランスにこだわったアレンジしやすいプレーンタイプで、パッケージ裏面にはアレンジレシピを載せている。同社ならではの特徴は、栄養機能。1食30gで1日に必要な7種のビタミンの3分の1が摂取できる。
『おいしいオートミール トマトクリームリゾット風/チーズクリームリゾット風』の2品(写真③④、各160g・330円)はこれまでにない味付きタイプで、牛乳をかけてレンジで温めるだけでリゾット風になる。
『おいしいオートミール オートミールフレーク』(写真⑤、200g・330円)は、シリアルで馴染みのあるフレークタイプ。ほのかな甘さで、ホットミルクをかけるとザクザク食感が楽しめる。
4品をホットミルクで温めて食べる「ホットシリアル」として打ち出すことで、秋冬にもシリアルを定着させ、市場の総需要拡大を目指そうという同社の意気込みを感じるラインアップだ。