【早春催事特集ダイジェスト】カンロ 「ヒトツブカンロ」10周年で東海地区に初上陸
今年は直営店「ヒトツブカンロ」が2012年に東京駅にオープンしてから10周年を迎える。現在は、グランスタ東京店と新宿ミロード店の2店舗を展開しているが、1月26日から2月1日までの1週間、東海地区では初上陸となるポップアップストアをジェイアール名古屋タカシマヤに期間限定出店している。
「ヒトツブカンロ」は、飴をあげる楽しさともらう楽しさを作り出したいという想いから、〝ヒトからヒトへ つながるヒトツブ〟をコンセプトに、「音」を楽しめる次世代食感グミ『グミッツェル』を中心に販売。同製品は、2012年の発売以来累計約800万枚を販売し、東京駅の人気お土産ランキングでは毎回上位にランクインしている。そのパリパリしっとりした食感はASMRの世界でも注目され、同社が公開した〝公式咀嚼音〟の再生回数は6万回を超える。
ビジネス客が多いグランスタ東京店をはじめ、学生や若い会社員が多い新宿ミロード店も『グミッツェル』を目当てに訪れる客は多く、午前中に売り切れてしまう日も。〝なかなか買えない〟〝やっと買えた〟など、SNSでも話題になっている。
コロナ禍で休業せざるを得ない期間もあり、ステイホームでも購入できるオンラインショップを急遽立ち上げたところ、大好評だった。その後、店舗の営業を再開したところ、昨年の売上はコロナ前の2019年を上回った。
そして今回、「実際に商品を選んでいただける機会やお客様とお話できる機会を増やしたい」という思いから、東海地区に初上陸することになった。
「10周年と名古屋出店を機に、ヒトツブカンロを全国の方に知っていただきたい」と同社。ヒトツブカンロのエコラインでは、手や指先をクリーンにするための雑貨も順次販売する予定だ。
今年は創業110周年であるのに加え、『ノンシュガーのど飴』発売30周年、『ピュレグミ』20周年、『金のミルク』10周年でもあり、同社にとっての周年イヤー。「こうした節目節目で商品を出して訴求していく」という。