図書カード どの本にしようか
大阪府では、休校中の家庭学習支援として図書カードが配布された。
子ども1人2000円。さて、どんな本を選ぶのか。それは子どもたちに任せるけれど、きっかけとして本の話しをするのはいいなぁっと思った。
学習支援としていただいたということは説明をして、どう使おうか食事をしながら聞いてみた。
今回は漫画や雑誌ではなくて、もっと勉強したいと思う分野のテキストを買うか、いつも読んでいるものよりも長かったり違うジャンルの小説にするのか、ビジネス書を読んでみるのか・・・。
休校中に、ちょっとだけ成長するような背伸びするような本を選ぼうとしているようだった。
ハードカバーの小説を手に取って読み出した時の大人感・料理や手芸や片付けや・・・本屋さんの暮らしのコーナーを歩きながら、自分がしたい事が見つかるようなワクワク感・これを読んだら1歩成長できるんじゃないかと思える本を探す感じなど、私にもあったなぁ。
学校や塾などでも、大人は読書をするといいよ、視野も広がるし、国語力も身につくし、国語力が身につくということは勉強をする上で他の教科にも役に立つから受験する時にも有利だよなどという話しは、子どもたちはもう何度も耳にしている。毎年、読書感想文の宿題もあったりして。
でも、させようと思っても本人の気持ちによる訳で。先生がいくら言っても読まなかった子が、友だちや好きな芸能人がおすすめした本を突然読んでみたり、そのきっかけってわからない。誰がおすすめするのかにもよるんだろうなぁ。
そんなことを思うと、私がおかあさんとしてできるのは、読め読めと言うのではなく、自分が楽しそうに読む、それだけでいいのかな。
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