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3歳児を論破してみたった
こないだ姪っ子を論破したったお話。
姪っ子がHUGっとプリキュアのおもちゃらしきものを持っていた。
僕が「良い持ってるねー!」と話しかけると
「わたしがかったー!」と、その子。
ほほーん、自分で買ったとな。要らぬ嘘はあかんなぁ
「そうなんだー!すごいねー!」
「いいでしょー!わたしがかったんだよー?」
「お金持ってたんやね姪ちゃん!
いつもどこに持ってるのー?」
「んー」
「おもちゃはお金ないと買えないよねぇ?」
「んー?」
「姪ちゃんが買ったならお金持ってるよねぇ?」
「んー、ままにかってもらったー!」
「なーんだー!姪ちゃんが買ったのかと思ってたー!」(勝った!)
◆
10万円の買い物をした後、手元に10万円が無いことはある。
姪っ子もその状態だったかもしれない。
いや、そんなことはどうでも良いのだ。
3歳児が嘘を付き、
それを正すために、
論理的に考えさせて、
訂正させた。
姪っ子は↓のように考えていたのかもしれない。
「んー?」
(おもちゃを買うには、お金というものが必要らしい)
↓
「んー、」
(そのお金とやらを私は持っていない)
↓
(私はお金を持っていないから、私が買うことはできない)
↓
「ままにかってもらったー!」
(買った人を正直に答えよう(そしたらこのオッサンから解放される))
3歳児を論破できたということは、3歳児でも論理が通るということだ。
論理が通るということは、命題に対して真なのか偽なのかを見極めているのである。3歳児でも見極めている。
赤ちゃんだからと言って、頭ごなしに叱る親は、
子どもの論理的思考力を養う機会を奪っているのと同じだ。
論理的な思考が出来ない大人というのは、
「論理的に考えたところで意味がない」という環境に染まってしまった人なのでしょう。
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