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近畿地方のある場所についてを読んだ
穢れた聖地巡礼についてのカバー裏が怖い?という話を聞いて気になったのでどうせなら全部買うかとなって3冊買ったのが始まり。
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せっかくなら発売順に読もうとなって近畿地方のある場所についての方から読み始めた。
なんかこっちの方が怖いらしい。
元々はカクヨムで連載していたものが書籍化された模様。
無料で読みたい方はこっちでもいいかも
でも個人的には紙の本で買って読んで欲しい。
電子でも読めるけど紙の方が演出的なのが良さそうだった。
感想
ここからが本の感想です。(ちょっとだけネタバレはあります)
最初に短編だったり、新聞記事みたいなものを読ませられたのでいくつかの怖い話が混ざった短編集なのかなと感じた。
まあ、こういう短編読むの好きだからこれはこれで嬉しい(倉橋由美子の怪奇掌篇とかね)
それで、「近畿地方のある場所について1」のタイトルきたからやっと本編きたかと思って読んだらそもそも短編も本編の一部じゃんかと思って普通に読み返しました。(流し読みしてたよ…怖くて)
色々短編が出てくるけれど、めちゃくちゃ君が悪い話だった。
裏バイト:逃亡禁止っていう漫画が好きなんだけどそれに近しい気味の悪さがあった。(あっちも怪異系のホラー漫画です)
読むのと同時に、近畿地方の⚫️⚫️⚫️⚫️⚫️に関係する話多いなーって感じてた。そう感じながらの矢先で作品内で近畿地方の⚫️⚫️⚫️⚫️⚫️に関係しているんです!ってストーリーが進んだ時、あーやっぱそうだよねと思ったと同時に登場人物の擬似体験をしているみたいですごくワクワクしました。
読者も本編で協力してる感が出るのはすごく良い。真実を探していく感じはミステリーっぽさもあって楽しかった。ただし、作中のホラー現象は普通に怖いのでホラー苦手だとビクビクしながら読むハメになりそう。
あ、私ですか?死ぬほど苦手なのでトイレに行けませんでしたし、なんなら家族にも私が変なことしてたら逃げてって言っていました。(しっかり作品に影響を受けてます)
読んだ後はしっかりと怯えて暮らしています。
家の中で行動どころかフラッと外に行くのすら怖いんですが…。
一回電柱近くに小学生が立っていたので呼吸が止まりました。
普通に帰宅中の小学生だったのでビビってごめんなさいしながら通り過ぎました。
ほんとに呪いもらってるんじゃなかろうか…。
でもあと2冊あるので読み進めます。
次は穢れた聖地巡礼についてですね!
既に裏表紙に化け物が見えるので裏をみないように気合いで読みます。