好きなスマホゲーム・「ドアを開ける短いゲーム」
昭和の小学生&中学生だったわたし。
時はゲームウォッチ~ファミコン全盛時代。
ゲームウォッチでは二面のドンキーコング、そしてファミコンのドラクエやマリオが大流行り。
わたしも少しは嗜んだ。(→今現在、マリオの映画が世界的大ヒットって、なんか意味がわからないわたしです)
が、RPGとかシューティングとか、習熟しないと先に進めないようなものは、すぐに脱落したため、思い入れはない。
ネットもなくテレビもそれほど見なかったため、読書の時間のほうが身近で気軽で夢中になれた。
その後も、スーファミもDSも、wiiにも縁のないまま過ぎたのだが、スマホを持ってから無料で出来るゲームをいくつも試している。
といっても、やはり凝ったものは無理なので、シンプルな脱出ゲームとか、わりと単純で小ぢんまりとしたアドベンチャーゲームを攻略見つつですが、さくっと終える。
映像がきれいだったり、世界観が好きで結末を見たいと思えるものは最後まで行きつくという。(ただし基本短く終わるもの)
去年、娘と、これいいねとハマったのが、「ドアを開ける短いゲーム」だ。
その名の通りドアを開けるためにコインを拾ったり、人と話して情報を得たり、ちょっとしたギミックをこなしつつ、ドアを開けては次の場面へと移っていく長くはないゲームだ。
主人公が、何のために何を求めてその世界を旅しているのか最初はわからないのだが、徐々にストーリーが見えてくる。
ところどころに、人生訓のような意味ありげなセリフが出てくるのも、嫌いではない。
敵が出るとか、時間制限があるとかではないので、自分のペースでできるし、滞るところもない(ってか攻略も見ちゃうが)。
ただ、移動の際に地面と地面のはざまに「落ちる」と、少し前にもどってやり直しになる。が、再開場所が著しく後退するわけではない。
操作がちょっと独特で、思った通りに主人公を動かすまで慣れが必要なのが、「落ちる」原因になっている。
というかわたしは最後まで慣れ切らず、娘は早々に慣れたが。
しかし、わたしがこのゲームを最後まで楽しめたのは、映像と音楽、この二つの要素が大きい。
ノスタルジックでありながらも、未来的、宇宙的な広がりを持つ映像空間と、シンプルだけど、耳にも心にも残るメロディーの音楽。
扉を開けるたびに、その向こうにある新たな映像空間と音楽にワクワクが膨み、その豊かなバリエーションに目を見張った。
次の映像、音楽に触れたくて、先に進みたいと思えたのだ。
サントラ集がYou Tubeにあるので、時折聞いて安らいでいる。
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