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「ランドセルは海を越えて」
そして、アフガニスタンを目指す
以前から、娘が小学校を卒業した後に、ランドセルの寄付がしたいと思っていた。
昨年、卒業式を終えた後、さて、と検索したところ、寄付を受け付ける団体も複数あり、少しずつ内容も違っていることがわかった。
クラレ(クラリーノランドセルで知られたメーカー)の「ランドセルは海を越えて」が良さそうだったが、毎年、受付個数に制限があるようで、その時点で受付は終わっていた。
その他の団体も検討したが、悩んでいるうちにとりあえずで、ランドセルをダンボール箱に。
で、見えなくなったことで、後回しなってやがて忘れるパターンで一年が経過し、春の訪れと共に、課題として再び浮上。
一年寝かせた今年三月半ば、再びクラレのサイトをみると募集中!
間に合った!
ネットで早速受付を済ませた(3/25時点で、受付終了してました)。
その後、クラレから期間限定で設けられるらしい倉庫の住所がメールで届き、そこまでの送料はこちらで負担するが、日本からアフガニスタンへの運送費はクラレで負担してくれる。
わたしがクラレを選んだ理由はいくつかあるが、やはりランドセルメーカーがやっているプロジェクトだったことが大きい。
ランドセル用素材として7割以上のシェアを占める人工皮革<クラリーノ>を生産しているクラレが中心となって、みなさまからご送付いただいた使い終わったランドセルをアフガニスタンのこどもたちにプレゼントする活動です。
いただいたランドセルは当社社員を中心としたボランティアで梱包し、アフガニスタンにお送りします。
2004年からスタートしたこの活動ではランドセルという身近なものを通して、ボランティアとリサイクルの両面を日本の子どもたちに広く知ってもらいたいと考えています。
娘にアフガニスタンに寄付をするというと「いいね~!」との返事。
早速、雑巾や激落ちくんを駆使してきれいにしてもらう。
また、中には新品の文具を入れることもできるので、近所のダイソーで娘に見繕わせた。
娘のランドセルは実家の両親からのプレゼント。
一緒に見に行って、娘が気に入ったピンクのものを買ってもらった。
クラレのサイトには実際にアフガニスタンでランドセルが使われている動画がある。
娘の6年間を助けてくれたランドセルが、海を越えて別の子供に寄り添うとは、なんて夢があって、素敵なことだろう。
どうか、このランドセルを持つ子に、いや、アフガニスタンのすべての子供に豊かな人生がありますようにと、大きな願いまで出てくる有様だ。
とにもかくにも、
クラレ、そして、このプロジェクトをボランティアで支えてくれる社員の方々に心から感謝します。
余談だが、年々早くなり入学一年以上前の年明けには始まってるらしいランドセル商戦。
娘のは、夏に購入しそれでも早いと驚いたが、男の子のママさんは、スポーツブランドのものは、春には予約しないとだめだと教えてくれた。
なんでも前倒し気味な昨今。
あまり時差がありすぎるのも、実感が伴わないようでなんかなあと思うのだが…。
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