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リカレント教育を体験して

リカレント教育って知ってますか?
それは社会人が必要に応じて学校へ戻って再教育を受ける、循環・反復型の教育体制のこと。

【リカレント教育の充実等に関する取り組み】
施策の方向性①人生100年時代を見据えて人生を再設計し、一人一人のライフスタイルに応じたキャリア選択を行うことを支援
・セルフ・キャリアドッグの普及の加速
・中高年齢期をも展望に入れたキャリコンサルティングを推進
施策の方向性②リカレント教育機会の更なる拡充
・教育訓練給付の拡充
・短時間労働者への支援の拡充
・事業主等による教育訓練への支援の拡充
施策の方向性③学び直しに資する環境の更なる整備
・個人の学び直しに資する環境の整備
・能力向上の重要性への理解を深め、技能を尊重する社会的機運の醸成
施策の方向性④転職が不利にならない柔軟な労働市場や企業慣行の確立
・年齢にかかわりない転職・再就職者の受入れ促進のための指針を策定
                   ※厚生労働省より抜粋

 今日、婦人科の定期検診で自宅から1時間ほどの病院へ通院したのだが、その道中、前の会社でお世話になった会社などを見かけて、今だったらもう少しきちんと対応出来たのかな・・・など、つい懐かしく思ったのでつらつらと書いてみようと思う。

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今までの私

 私は大学を卒業してから、何も考えずにとにかく就職できるところに、ただ、就職した。
氷河期だったし、夢は都心部でOL!その為に大学も経済学部を選び、社会に出る準備をしたつもりだった。(実際のキャンパスライフはほぼ遊び呆けていた訳だが)

 そのまま、日々忙しく仕事をこなす日々が続く。
まずは営業を経験。これが向いてない。元々営業なんてするとは思ってなかったから、どんな風に仕事をしたらいいかわかるはずもなく、知りたくもなかった。そして、1年で異動を宣告される。
念願の事務だった。そう、OLである。
ただこれはまだ私の希望ではなく、地元の営業所の勤務。田舎くささがのぞくようなものだった。ここで私はがむしゃらに仕事をする。
そして、夢の都内事務の切符を手に入れた。

 それからは営業アシスタントとして、働き続けることになるのだが、だんだん自分のスキルに疑問を持つようになる。そして、気付いた。
私は事務仕事が向いてない、と。
というのは、ミスが多いのである。
スピードと正確さ、そしてスキル。これが事務に問われる3点と考えている私なのだが、私は欠陥があるのである。さらにパートさんにも能力を抜かれる時が来てしまった。

 私の夢が、終わった・・・・・

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これからの私

 なんていう人生を歩み、私は初めて学びが必要だと悟るようになる。
仕事を辞めて次に目指す職種は前にも記述しているが、キャリアコンサルタントにした。
きっかけは夫の助言だったが、調べてみるととても興味深い。
キャリアに悩む人の支援をする、例えば相談者にひたすら寄り添うことで相談者の一歩前進のお手伝いをすることが出来たり、私の学びをシェアすることでキャリアについて考える人が一人でも増えたら嬉しいと思う。(・・・正直まだ仕事内容についてよく分かっていないところもあるが。)
とにかく、こんな私でも社会貢献出来るかもしれないと思うのだ。

 今、この国家資格キャリアコンサルタントを取得するために日々勉強をしている。・・・が、40代半ばの私がそう簡単に覚えられるわけもなく。
日々苦しみしかない。
そして正直、この仕事・・・お金かかる割に就ける場所が少ない。
ただ、一生学び続けられるものであるとは考えている。

私の大学時のゼミのテーマ
『働く女性のあり方』
今思えば何を論じたんだ?という内容ではあるが、大学時代から今まで、私が気になっているワードに変化はなかったのだ。
つまり、また原点に戻ったのだと思う。
そして、もっと詳しく学ぶ必要がある、と思ったのだ。
ということで。

時々外を見るのもいいことなんだな。

名称未設定のデザイン

さいごに 

 そんな気持ちを持って今日もまた学ぼうと思う。
とりとめのない話であるが、人生100年時代。
今は誰でも挑戦出来るし、学びの場は沢山ある。
日本もようやくそんな時代がやってきた。
付け加えて言えば、子供たちが学びたい!と思うような環境を大人たちで作り出したいものだ。

 あなたは100歳になったときにどんなことをしていたいですか?
ちょっと考えてみてはいかがだろう・・・。

おまけ

音声配信やってます。
よかったら遊びに来てください。


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