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時短勤務なもので、会社の人間関係に惑わされている暇はございませんの
6月に上司が変わり、部内の空気がガラッとかわりました。
はじめのうちは、部下の意見を聞く姿勢に「風通しがよくなった」と思っていましたが、だんだん優柔不断なところも見えてきて、少しもやもや。
さらには部員が複数人退職するという事態に、心穏やかではいられません。
今日は、そんなモヤモヤに対し、冷静になって考えてみたら、大したことないなと思えましたので、その思考過程を書きます。
職場の人間関係にモヤモヤされている、どなたかの参考になりましたら幸いです。
1.体制組みなおし事件勃発
何度かnoteにも書いていますが、ここ最近、上司からの指示で、大型のプロジェクトに主要メンバーとして加わるべく、今やっている通常業務をなるべく人に振れるように、準備を進めています。
具体的には、業務フローをフロー図に整理して見える化したり、そのどの部分を他人に切り出すかを色分けしたり、誰がやってもできるような形に標準化できるようガイダンス資料を整えたり。
私も今の業務ができるようになるまでに、インプットにかなりの期間を費やしたので、体系的にまとめる必要があると感じていたのでちょうどいいといえばちょうどいい。
ただし、通常業務にそういうタスクが加わっているので、多少無理をしていました。
しかし、そこへ急に、私の部署の人が複数人辞めるということになり、部内の体制の組み直しが発生。
その結果、大型プロジェクトに入るためにあけた私の身体が、抜けた人の穴埋め(通常業務)に使われることになりそうで、不安が押し寄せています。
2.体制組みなおしにまつわるモヤモヤ
体制を組もうとする上司は、各部員の意見を聞きすぎて、決めかねている様子。
私も意見を聞かれた1人ですが、その時示された案から二転三転しているようで、その様子を他の部員から聞く度に心が乱されていました。
はやくすっきりしたい一心。
それにしても、上司から新しいポジションを示されて断る人が、こんなにも多いものかと驚きます。
上司の伝え方がまずいのか、上司が部下に舐められているのか、それとも向上心のない部員ぞろいなのか・・・
業務負担が増えることで、ワークライフバランスが崩れることを許容できないのはありだと思います。
私もそのタイプなので、その気持ち、すごくよくわかります。
ただ、それなら、条件を提示するなり、何らか提案するなり、部下側も歩み寄る姿勢を見せるべきでは。
ただの「言ったもん勝ち」ゲームになってしまい、不公平感を生むだけなのでは。
現に私は不公平に感じてしまいました。
時短勤務なのに、「かなり厳しいと思いますが、どうやったらできるか考えてみます」と答えた私がバカみたい・・・と。
3.気持ちの切り替え
ただ、そんなことに心を乱されているわけにはいきません。
そんなに暇じゃありませんのよ、私。
ということで、「今私がすべきこと」だけに集中しようと気持ちと頭を切り替えました。
この状況、会社にとっては非常にピンチ。
この状況をやり過ごすためには、即席の担当者でも業務を回せるような仕組みを作らなくてはならないのでは。
となると、自分の身体をあけるために行っていた活動を、着々と進めていくほかないな、と考えに至りました。
こんな風に考えられるようになったのも、自分の理想の働き方とそれに向けたプロセスに常に意識を置くようにしたことと、会社員として必要な考え方「フォロワーシップ」を学んだ成果なのかなと思います。
自分の理想の働き方についてはこちらで掘り下げています。
またそれ以前に書いたnoteでは、登園自粛&在宅勤務をきっかけに、雑務が多いことにものすごくストレスを感じていることに気づき、雑務撲滅に取り組もうと決心したことを書いています。
フォロワーシップを学んでからは、組織を上手く運営して行くために、上司の課題を聞き取ったり、それを解決するための方策を検討して提案したり、実行したりするようにしています。
■私がフォロワーシップについて学んだ本はこちら
4.おわりに
ところで、最近この本で「識学」について学んでいます。
この考え方の良いところは、「上司」の役割を明確にし、それを全うするための行うべき物事の優先関係が明快なことです。
感情は出さず、淡々と役割を果たすために必要なことをやる。
部下に寄り添わず、役割をドライに全うすることが逆に、部下の人間関係のストレスを減らすことにつながる。
そして、その、リーダーが担う役割とはなにか。
感情を出さずにリーダーの役割を全うすることを「リーダーの仮面をかぶる」と表現されていて、とてもうまい表現だと思います。
この本を読むと、今自分が所属している組織のリーダーに不足している視点(ルールが曖昧とか)が見えてきて、それを自分が補わなくてはいけないなと感じます。
うまく進められれば、職場での人間関係の悩みもなくなりそう。
この本を読んで学んだことは、別の機会に紹介したいと思います。