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療育支援員日記②

学校でA君がダンボール製作をしたらしい。
ここまで聞くと
そっかそっか〜って話。

問題は…その大きさ。
軽自動車の後部座席をまるまるフラットにして
天井までつくような高さと大きさだった。

A君は、学校から療育施設までは送迎の車でやって来るが帰りは基本的にママがお迎えだ。

この日のお迎えの時にA君は誇らしげに
「ママ!でっかい恐竜作ったよ!」と。
ママの反応は??
ほぼみんな同じ反応になるんじゃないだろうか…?

え〜!?
これどうするとぉ〜!?…


ですよね。。
と、思った。
A君のママはその恐竜を車に積んでくれて
彼は帰って行った。

その日の終礼で、そのことについて
お迎え担当の先生が
「あの、ダンボール製作なんですけど
シート倒してどうにか乗せてきましたが、
もし、お迎えの人数が満員だったら
持って帰ってくることが出来なかったです。
どうにか、学校で処分してもらったりするとか出来ないんでしょうかねー?」
と。

すると、児発官の先生は
「そうですね〜。。学校もそれをさせるしかないと思ってやらせてるんだと思うんですよー。。
おそらく、それをやめてくれってお願いしたら
彼は早退してここで過ごすことになると思います。
それも、
早い時間10時半とかに電話が鳴って(学校から)
迎えに行くパターンになるでしょうね〜。

うちから、学校にお願いするというより、できれば保護者からお願いしてもらいたいんですけどね〜」

私は、正直「何でだ!?」って思って聞いていた。

そこに折り合いをつけるというか
この問題をどうしたらその家庭にとってベスト、ベターなのかを考えてやれないなら
この施設って何のためにあるのだろうか??
と。

学校に意見すれば、自分達に降りかかってくるから大変になるんだよなー

そう聞こえた。

私はそれは違う!と思う。


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