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運送業の燃費は大事 VOL1基礎編

そんなこと当たり前というくらい一般的なことです。
でもこれを気にしているのは経営者や役職者くらいの方々で、実際に対策をしているとなれば、そんなに多くはないんじゃないかと思ってます。
上の人間が対策をしていなければ、実際に走るドライバーの意識はさらに低いものとなりますね。
もちろん80万人のドライバーが全員そうだとは言いませんが、少ない面談経験の中で燃費を意識してる方は、かなり少ない印象です。
燃料費も上がるし、給料も上げていかないとダメな時代なので、ぜひ現役ドライバーの方に見てもらえたらと思います。

どのくらい違うか?

燃費表

仮に大型に乗っているドライバーの今の平均燃費が2.8kmだったとして、3.3kmまで改善すれば月間で約42,000円の差が出ます。
年間であれば500、000円を超える燃料費が浮きます。
中型で同様に20%程度の改善ができれば年間125,000円
小型で62,000円ほどです。
小型ならそう驚くほどではないですが大型であれば、中古の軽くらい買える金額です。

それがもらえるわけじゃない

という意見が出そうですが、そのとおりです笑
浮いた分をどうするかは、その会社次第になります。
物価も上がってるし給料を上げてほしいという思いは誰でもあるでしょう。
でもない袖は振れないのも事実であって、そこにどうこう言ったとこで平行線ではないでしょうか?
ドライバー個人の技量が直結する燃費を上げたという実績と、今後もこれを続けるという約束があれば、浮いた分の50%を給料にしてくれ!残りは会社の利益にとっといてくれ!なんて話もしやすいし、会社側も根拠のあるものに絶対無理とは言わないんじゃないかなと思います。

実際にそんな上がるか?

結論上がります。
実際にうちのドライバーで2.9くらいから3.5くらいまで上がって維持してます。
他のドライバーも夏はエアコンかけるから絶対あがらん!っていってたドライバーが去年と比べて20%以上あがってるなんてこともあります。
やることなんて実際はたいしたことなくて、簡単にできることだけなのに、昔は気にする人がいなかったので、教えるわけでもなく感覚だけで運転させてきたのが悪いんですけどね。
気を付けるポイントはいくつかあるんですが、長くなりそうなので今日はここまでにします。


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